東京V・城福監督「個のレベルの高さ、選手層はJリーグでもトップ」 川崎Fを警戒
2025年4月18日(金)17時33分 スポーツニッポン
東京Vの城福浩監督(64)が次戦・川崎F戦へ向けて会見。「個のレベルの高さ、選手層はJリーグでもトップ、トップ。ポゼッションよりゴールに向かう意識が強くなっている」と警戒した。16日のルヴァン杯では秋田の粘りに苦戦し、延長戦で120分戦ってようやく勝利した。
ここまで10試合戦い2勝4分け4敗、勝ち点10で16位、昨季は10試合時点で1勝7分け2敗、勝ち点10で15位と同じ勝ち点。城福監督は、「昨年はリードしていたが、逃げ切れなくて、勝ち点3が1に、1が0になった試合があった。大枠でいえば勝ち点がもう少し取れたが、取り切れなかった試合が多かった」と、振りかえる。
さらに「今のチーム状況には危機感もある。ダンゴの下の方にいるので、1試合ずつ局面に立たさせる。最大の努力はするが受け入れるしかない」と、1試合1試合全力で戦う構え。
そして「我々がどういうサッカーを目指すか、到達するのに何が必要か、チームとして攻守に、マインド的に、やり続けないと。個人もプレースタイルの特徴が違うが、チームの目指す方向に、同じ方向を向かせる努力をしないといけない。ミーティング、練習、個別でと、いろいろな手段を使い、みんなに伝えている。ブレたり個人によってちがうと結果によってハレーションが出やすくなる。最善を尽くす、それにつきる」と、ブレずに突き進む考えだ。