川崎・長谷部茂利監督 中東の強さも気候も問題なし「皆さんのイメージを壊したい」強気な姿勢貫く

2025年4月27日(日)0時0分 スポーツ報知

ACLE準々決勝アルサッド戦の前日会見に出席した川崎・長谷部茂利監督(@KAWASAKI FRONTALE)

 アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝(27日)でアルサッド(カタール)と対戦する川崎の長谷部茂利監督(54)と主将のMF脇坂泰斗(29)は26日、開催地のサウジアラビアで前日会見を行った。決戦が翌日に迫り、長谷部監督は「昨日ACLEファイナルズが開幕し、非常に高揚感のある大会になっています。明日、自分たちの開幕戦で選手たちが躍動する姿を楽しみにしています」と心待ちにした。

 開催地のジッダの最高気温は35度を超えるなど、過酷な環境で戦うことになる。連戦による疲労もある中、長谷部監督は「真夏の日本の一番暑い一日に近いと思います。なので驚きはないですが、そのなかでプレーをしなくてはいけない選手たちは大変だと思います」としつつも「対策という意味では、時差ボケと気候を考慮して少し早めにこちらに入らせていただいてトレーニングをしているので、明日のゲームはいいコンディションで臨めるんじゃないかと考えています」と問題ないことを強調した。

 25日にはアルヒラル(サウジアラビア)が光州(韓国)を7—1で圧勝。豊富な資金力を持つ西アジアの強さが際立つ結果となった。同じく中東チームとの対戦を控える中、指揮官は「強豪ですね。これまでの経験。選手、監督さん、非常にいいメンバーがそろっている」と警戒する。一方で、「すべてのチームに当てはまるとは考えていません。昨夜は差があったと思いますが、これからのゲームで同じようになるとは思っていません。皆さんのイメージを壊したい。そのように考えています」と強気な姿勢も示した。

 「もちろん3試合勝って最後に笑って終わりたい。ただ私としては、まず明日。明日のゲームにどれだけ自分たちの力を出せるか。そこが重要だと考えています」

 川崎は7つのタイトルを持っているが、ACLのタイトルはまだない。最後のピースを埋めるため、まずは4強進出を決める。

スポーツ報知

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