東京V前半の2失点で完敗 綱島「前半はいつもの自分たちではなかった」
2025年5月3日（土）19時20分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第14節第1日 浦和2−0東京V（2025年5月3日 埼玉スタジアム）
東京Vが前半の2失点で完敗し、今季初の3連勝を逃した。
前半6分、31分と立て続けに失点、後半は立て直したが、得点できなかった。城福浩監督（64）は「多くのサポーターが来てくれて、素晴らしい雰囲気の中でやれたことは選手冥利（みょうり）に尽きる。だが、それをプラスに変えられたかというと、腰が引けたというか。怖がらずにやれたかというとそうはいいきれない前半は悔やまれる」と、アウェーで5万人の大観衆の熱気に押されたことを敗因にあげた。
後半はようやくリズムをつかんだが、DF千田海人（30）が故障でハーフタイムに交代、後半28分にはDF谷口栄斗（25）がレッドカードで10人になるアクシデントも。城福監督も「本当に腰を据えてできたのは10人になってから。試合の準備の持っていき方など、自分の力のなさ」と、振り返った。
DF綱島悠斗（24）は「前半はいつもの自分たちではなかった。自分たちのやろうとしていることを出せなかった」と振り返る。それでも「自分も昨年はそういうチャンスからものにした。そこに関してはポジティブに捉えて新しい選手で。スタートの選手を脅かすぐらい気合い入っている」と、前を向いた。
