「あんぱん」ヤムさんも戦争体験?豪ちゃん気遣う「逃げ回れ」ネット涙も「両想い」「蘭子への誘導尋問」

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　女優の今田美桜（28）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」（月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は7日、第28話が放送された。話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

　第28話は、柳井嵩（北村匠海）はある日、銀座のパン屋・美村屋を訪れ、屋村草吉（阿部サダヲ）らしき人が写る写真に気づく。一方、朝田釜次（吉田鋼太郎）たちは原豪（細田佳央太）の壮行会を賑やかに開こうと語る…という展開。

　草吉は豪を釣りに誘う。

　草吉「このまま、どっかに逃げちまったらどうだ？足滑らせて川に流されたことにしてやるから」

　豪「ホンマに、お気持ちはありがたいがですけんど」

　草吉「勇ましく戦おうなんて思うなよ。逃げて逃げて、逃げ回るんだ。戦争なんて、いい奴から死んでいくんだからな」

　豪「ヤムさんは、戦争に行ったことがあるがですか？」

　草吉「ま、地獄に行くと思って、やりたいこと全部やってから行った方がいいぞ。食っときたいもんとか、会っときたい女とか、いないのか」

　豪「毎日会ってます」「言いませんき」

　草吉「のぶじゃねえな。メイコはガキだし」

　豪「それ、いつか当たりますき。やめてください」

　草吉「あ、年上好み？羽多子さん？」

　豪「もう勘弁してくださいって」

　草吉「え、くらばあ？」

　笑い合う2人。穏やかな時が流れた。草吉も戦争体験者か。その優しさが染みた。

　SNS上には「ヤムさんと豪ちゃん、泣くわ」「ヤムさん、戦争経験者か」「ヤムさんに泣ける」「仲間を亡くしている可能性ある」「両想いだったのか」「わざと蘭子を外していくヤムの誘導尋問」などの声。視聴者の涙も誘った。