安住紳一郎アナ マラソン世界選手権メダリストからの手紙に“平謝り”「その節は申し訳ありませんでした」
2025年5月11日(日)14時4分 スポーツニッポン
TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が11日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。女子マラソン世界選手権で2度、メダリストとなった“リスナー”から番組に手紙が届き、動揺する場面があった。
安住アナは、メッセージテーマが「私のちょっとした自慢」だった前週4日の放送で、06年の東京国際女子マラソンで、選手と並走したことで、優勝した土佐礼子選手の夫と間違われたという男性からのメールをまず紹介した。
そして、「お便りが来ています。封書でいただきました」とリスナーから手紙が届いたと言い、「愛媛からのポットキャスト組です。毎週、楽しみに聴かせていただいております。まさか自分が投稿する日が来るとは。先週のちょっとした自慢コーナーでの投稿を聴き終え、思わずガッツポーズをしました」と読み上げ始めた。
「今をさかのぼること19年前、2006年東京国際女子マラソンでの出来事でした。今でもちょっとした自慢だと気にかけて下さっていることにびっくりしました。高橋尚子さんと並走しながら聞こえてくる沿道の声援はほぼ“Qちゃん頑張れ、Qちゃん頑張れ”でした。さすが高橋尚子さんだと10キロ近く走りました。金メダリストと肩を並べ走れたことは私にとっても思い出深いレースです」と続け、「今年は18年ぶりに世界陸上が日本で開催されます。世界のトップアスリートが東京に集い、素晴らしいパフォーマンスを身近に感じることができるのは特別なことだと今からワクワクしております。余談ですが、東京国際女子マラソンで応援してくれた私の旦那は、安住氏と同い年でちなみに浪人経験もあるようです。2025年5月、土佐礼子」と全文を紹介した。
読み終えた安住アナは「土佐さんから。くぅ、土佐礼子さんご本人からお手紙いただきました。ありがとうございます」とうれしそうに話し、「愛媛の方にお住まいということなんですけど、ねえ、どうですか、皆さん。ねえ、うれしいよねえ。沿道で一生懸命に走った人もこんなことになると思ってないと思うけれど、ご本人にまで話が伝わってということのようですけど、ありがとうございます。うれしいです、とっても。しかも(TBSが生中継する)世界陸上の告知までありがとうございます」と感謝した。
さらに「私はこの手紙をいただいて、過去に土佐礼子さんでさんざん面白がったことがあって。今となってはもう悔やみようがないというか」と回顧。2016年8月の放送で、北京五輪の女子マラソンでテレビの実況アナウンサーが「足の痛みに耐えて走っています、土佐」「夫婦二人三脚で頑張る土佐」と叫んでいるのを聴いたリスナーの「途中から昔話のようにしか聞こえなくなってしまった」という感想を、面白がったことを振り返り、「10年前のこの話は土佐さん聴いてない方がいいんじゃないかなと思ったんですけれどもね。そのことについては手紙の中で触れてなかったんで、どうかなと思ったんですが、手紙をもう1度読んでみますと、1番最後のところに“これからも日曜天国を楽しみにしていますとさ”って書いてあって…土佐さん、本当にその節は申し訳ありませんでした。関東にしか届いていないというおごりがありました」と平謝りしていた。