伊藤匠叡王が新リーダーとして参戦!「しっかり思い描いてる2人を」チーム構想は「予想がつきやすいのでは?」/将棋・ABEMAトーナメント2025

2025年5月22日(木)11時30分 ABEMA TIMES

 誰もが注目!新リーダーのチーム構想は!?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」は、5月24日にドラフト会議の模様が放送される。新たに参加する伊藤匠叡王(22)は「やっぱりリーダーをやってみたい気持ちはありましたので、非常に楽しみな気持ちが大きかった」とワクワク。「しっかり思い描いてる2人が取れればいいな」と語る若きタイトルホルダーは、一体誰を指名するのだろうか。

【映像】新リーダー参戦!チーム構想を語る伊藤叡王の表情

 これまでは“選ばれる側”としてABEMAトーナメントに4回出場した伊藤叡王。初出場した第4回大会では、同学年の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)から指名を受けてチーム藤井入りし、「チーム最年少+1」のメンバーとして優勝も経験した。公式戦はもちろん、フィッシャールールでも高い適性を見せていた伊藤叡王は、その後もチーム三浦、チーム羽生、チーム佐々木で活躍。2024年6月に初タイトルの叡王位を獲得したことで、今期は“選ぶ側”として参戦することとなった。

 新リーダーのチーム構想に大注目が集まるが、「自分は結構人見知りなところがあるので、割と普段から交流のある方をまずは選ぼうかなとは思ってます」とはにかむ。伊藤叡王から出た“普段から交流のある方”というキーワードの通り、「(ファンの方には)結構予想がつきやすいんじゃないかなと思いますね」。とはいえ、研究会を数多くこなしていることでも有名な伊藤叡王とあり、“候補手”を絞るのは難しい。他リーダーとの指名重複の可能性を問うと、「しないと見てはいるんですけど、はい(笑)。(重複)したらちょっと痺れるかもしれないですね」と笑いが漏れる場面もあった。

 令和の将棋界をけん引する全7名のリーダーが集結するドラフト会議。今期はレギュレーションの変更により、さらに精鋭が集結する点も注目だ。そこに初参戦することとなった伊藤叡王だが、「結構楽しみな気持ちの方が大きいです。他の方がどういう指名をされるのかも気になります」と長いまつげの奥の瞳を輝かせる。

 新リーダーは、「過去に選んでいただいたリーダーを見習いながらやっていきたいと思っています」と泰然。「団体戦ということでチームの雰囲気も結構大事になってくるかなと思うので、メンバーが力を出せるようなチームにできればと思っています」。伊藤叡王が描くチームメンバーを獲得することはできるのか、波乱のドラフトとなるのか、その動向に注目したい。

◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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