ひろゆきの万博感想が「大絶賛レベル」? 現地入りで「写真や動画では伝わらないものを感じられました」
2025年5月26日(月)15時26分 J-CASTニュース
「ひろゆき」こと実業家の西村博之さんが2025年5月24日、大阪・関西万博の会場に出向いた感想をXで伝え、「楽しめたみたいで良かった」などと反響を呼んでいる。
「この時代に生まれて大阪に行ける人しか見れない」
ひろゆきさんは万博会場のシンボル「大屋根リング」や約17メートルの「実物大ガンダム像」の写真を披露し、現地入りを報告した。「大阪万博、採算度外視で大金を突っ込んだパビリオンはこの時代に生まれて大阪に行ける人しか見れない」と希少価値を説明し、
「心筋シートが生き物のように蠢いたり、鏡のような建物が動いたり、全面映像と頭で理解しても、体は落ちる感覚があったり写真や動画では伝わらないものを感じられました」
と、展示内容に感心したような感想を伝えている。また、落合陽一さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」の公式サイトを紹介した。
投稿を受けてXでは、「やるまでは反対してても行った後こういう感想言ってくれるの嬉しい」「これ、ひろゆき比では大絶賛レベルの好評価に思えるね...?」「すごいツンデレなコメント笑 要約すると『面白かった』ということね」「楽しめたみたいで良かったです」などと前向きに受け取るような声が広がっている。
また、イタリア館の公式Xは5月23日、ひろゆきさんと大阪府の吉村洋文知事が並んで館内で説明を受ける写真を投稿している。
「2億円トイレ」やメタンガス問題で反対論
ひろゆきさんといえば、万博開幕前にたびたび反対論を唱えて注目されていた。
23年11月12日には「大阪万博は、技術に投資してその成果を見るイベントではありません。既に開発されたものを展示する建設物などに2300億円使います。大阪万博は技術発展に寄与しないのに、未来への投資と誤解をさせてるのが問題だと思ってます」と意見。一般ユーザーの「技術を1つの会場で色々見れる所はそんなに無い」といった指摘に「スマホで見られますよ」と反論していた。
その後も、いわゆる「2億円トイレ」に批判が出た際、24年2月20日には「大阪万博延期して、北陸の復興にお金使った方がよくない?」などと投稿。6月25日には、会場内でメタンガスが検知された問題を受けて「怪我人が出る前に面子を捨てて、大阪万博を諦める勇気も必要だと思います」というように訴えていた。
一方で9月2日、「落合陽一さんプロデュースのミラー膜材の建築物は、動画ではなく、生で見ないと伝わらないモノがありそう。大阪万博は、現地に行かないと見られないパビリオンの魅力をきちんと伝えた方が行きたくなる人増えると思う」と提案する場面もあった。