ナイツ 昭和のいるさん追悼 土屋「お弟子さんには厳しい...珍しい一門でした」塙は突然の訃報に驚き

写真を拡大

　お笑いコンビ「ナイツ」が26日放送のニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」（月〜金曜後1・00）に生出演。24日に肺炎のため死去した漫才コンビ「昭和のいる・こいる」の昭和のいるさんを追悼した。

　のいるさんはナイツにとって、漫才協会の大先輩。番組冒頭で塙宣之は「のいる師匠ね、びっくりしましたね」と突然の訃報に驚き。相方の土屋伸之も「しばらく漫才協会にはいらっしゃってなかったんですけど…。のいる師匠が病気になってからこいる師匠が一人で舞台やってたんだけど、こいる師匠が亡くなられて、のいる師匠が出なくなって10年以上は経つと思いますね」と話した。

　塙は「スベってるとこ見たことなかったよ、のいるこいる。本当にウケてた。面白かったもんなあ、適当漫才」と尊敬を込めて語ると、土屋も「ヘイヘイホーホーってよく言うけど、あれも面白いし、歌ネタが面白い。歌うまいから」と力説。

　続けて土屋は「手ぬぐいを乗せて凄くかっこいい声を出すこいる師匠が、めちゃくちゃ歌うまいから。凄い渋い声で歌うのよ。これ乗せると調子いいなみたいな感じで」とコンビの歌ネタを説明。そして「のいる師匠がパッて取ると、いつもの高い声になっちゃうっていうね。あのネタ俺大好き」と明かした。塙が「分かってても笑っちゃうもんね」と共感すると、「可愛いしね。可愛いんだよね、のいるこいる師匠って。絶対ウケるんだよなあ」と振り返った。

　また、のいるさんやこいるさんが後進の育成に励んだことについても、土屋は「ずっと漫才協会の重役をされてて。結構漫才協会のためにやってましたしね。お弟子さんもいたし」と回想。「のいるこいる一門は、お弟子さんには厳しいっていうね。珍しい一門でしたね。師匠に厳しく教えてもらったから、ちゃんと下積み時代をやってから舞台に立たないといけないっていうのを、凄いしっかりやられてた」と語っていた。