金正恩氏が軍需工場の砲弾生産を視察、生産実績「平年の4倍」…ロシア支援が影響か

2025年5月7日(水)17時24分 読売新聞

 【ソウル=依田和彩】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、金正恩キムジョンウン朝鮮労働党総書記が軍需産業を統括する「第2経済委員会」傘下の軍需工場を訪れ、砲弾の生産部門などを視察したと伝えた。視察日は明らかにしていない。

 正恩氏は「より多くの砲弾を生産して、戦力拡大に寄与することを望む」と強調した。同通信によると、工場の近代化によって砲弾の生産実績は「平年の4倍、最も多く生産した年のほぼ2倍に引き上げられた」という。

 韓国の情報機関・国家情報院は4月30日の国会報告で、北朝鮮がウクライナ侵略を続けるロシアにこれまで数十億ドル相当のミサイルと砲弾を提供し、見返りとして無人機などを受け取ったとの分析を明らかにした。北朝鮮の対露支援が砲弾の生産増に影響した可能性がある。

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