COMPUTEX TAIPEI 2024 - あのECSがついに宇宙に進出? 衛星搭載用の計算機を見てきたぞ!
2024年6月4日(火)19時49分 マイナビニュース
ECSのブースで見つけたのは、人工衛星を制御するためのオンボードコンピュータ(OBC)。これは、台湾の国立成功大学(NCKU:National Cheng Kung University)が開発している3Uサイズ(1Uは10cm角)のキューブサット「Lilium」で使われているもの。すでに初号機は2023年12月に打ち上げられ、2号機と3号機も開発中だという。
このOBCには「OBCCM7R」という名称が与えられており、Cortex-M7コアのCPUが搭載されているという。宇宙は特に信頼性が求められる分野であり、開発のパートナーとして選ばれたというのは、その技術力が高く評価されたということだろう。COMPUTEXでずっとECSを取材してきた筆者としては、非常に感慨深いものがある。
展示コーナーにはなぜかVRゴーグル「Quest 3」が置かれており、聞いてみたらLiliumの内部機器を見ることができるコンテンツが入っているとのこと。早速試してみると、ハンドトラッキングで各コンポーネントを引き出して、説明が表示されるようになっており、とても面白かった(説明は中国語なので理解できなかったが)。
そのほか、日本で発売される予定のコンシューマ製品では、超小型PC「LIVA Z7 PLUS」が展示されていた。第14世代Coreを搭載するもので、こちらは7月の発売予定とのこと。
このOBCには「OBCCM7R」という名称が与えられており、Cortex-M7コアのCPUが搭載されているという。宇宙は特に信頼性が求められる分野であり、開発のパートナーとして選ばれたというのは、その技術力が高く評価されたということだろう。COMPUTEXでずっとECSを取材してきた筆者としては、非常に感慨深いものがある。
展示コーナーにはなぜかVRゴーグル「Quest 3」が置かれており、聞いてみたらLiliumの内部機器を見ることができるコンテンツが入っているとのこと。早速試してみると、ハンドトラッキングで各コンポーネントを引き出して、説明が表示されるようになっており、とても面白かった(説明は中国語なので理解できなかったが)。
そのほか、日本で発売される予定のコンシューマ製品では、超小型PC「LIVA Z7 PLUS」が展示されていた。第14世代Coreを搭載するもので、こちらは7月の発売予定とのこと。
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