ガンバ大阪からウェステルローへ期限付き移籍。坂本一彩の契約内容報じられる
2025年1月8日(水)5時41分 FOOTBALL TRIBE
ガンバ大阪は1月6日、FW坂本一彩が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱したと公式発表。早ければ8日にもベルギー1部KVCウェステルローへの移籍が正式決定するというが、現地メディアが契約内容の一部を伝えている。
現在21歳の同選手は、2022年にG大阪のトップチームへ昇格すると、ファジアーノ岡山への期限付き移籍を経て2024年に復帰。復帰1年目にJ1リーグ戦37試合の出場で10ゴール1アシストと、FW宇佐美貴史とともに攻撃陣に必要不可欠な選手として活躍。シーズン途中には、G大阪のパートナーシップ提携先であるオランダ1部アヤックスのトレーニングに参加していた。
ベルギー紙『GVA』は1月7日に「坂本は水曜日(8日)にメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶ見込み。すべてがうまくいけば、買い取りオプション付きで2024/25シーズン終了までのレンタル移籍により加入することになる」とリポート。期限付き移籍の契約内容の一部を伝えたほか、「ウェステルローにとっては2人目の日本人選手となる。 2年前、浦和レッズから松尾祐介を獲得したが、彼はケンペンで困難を打ち破れなかった」と、浦和レッズ所属FW松尾佑介の過去にも触れた。
ウェステルローは2021/22シーズンに2部リーグを制して1部復帰。2024/25シーズンは第20節終了時点で6勝5分9敗と、16クラブ中12位に低迷している。また同クラブはすでにアタッカー3選手の退団を発表。攻撃陣の補強が急務であるなか、日本人選手の獲得にこぎつけている。