【巨人】通算178発砲 バリバリの現役メジャーリーガー、オドーア獲得で注目集める「打順」「守備位置問題」

2024年1月20日(土)17時54分 ココカラネクスト

オドーアにはポイントゲッターとしての役割が期待されそうだ(C)Getty Images

 V奪回を目指す巨人が新外国人選手として、ルーグネッド・オドーア内野手(前パドレス=29)の獲得に乗り出していることが明らかになった。1月20日付のスポーツ各紙が報じている。

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 オドーアはベネズエラ出身の29歳。11年にレンジャーズと契約を結び、14年にメジャーデビュー。16年は二塁上での接触プレーをめぐり、ブルージェイズに在籍したホセ・バティスタの顔面に右ストレートを炸裂させ、大乱闘をくり広げたことでも有名。「狂犬」の異名を持つ。

 一方、打撃面はレンジャーズ時代には、シーズン30本塁打以上を3回(16年、17年、19年)記録するなど、2年目から8年連続で2桁本塁打を放つなど、キャリアを重ねた。

 まず加入すれば巨人での打順といえば、3番・坂本勇人、4番・岡本和真に並ぶ5番の有力候補となりそうだ。昨年まで5番に入ることが多かった勝負強い中田翔の抜けた穴を埋める、ポイントゲッターの役割が求められる。右打者が続く中、左打者が入ることで打線の厚みも増し、バランスも良くなる。

 また気になる守備位置といえば、本職は二塁手だが、巨人の二塁といえば、好守備で知られる吉川尚輝がいる。昨季在籍したパドレスでは右翼で9試合に出場とあって、まずは外野手としての出場が濃厚となりそうだ。今季の巨人の外野布陣は阿部監督も「白紙」と打ちだしており、右翼候補とされる松原聖弥、オコエ瑠偉梶谷隆幸らと競いあいながら定位置確保を目指すことになる。

 一方、堅守で知られる吉川が打撃不調に陥ったときなどには、二塁起用も視野に入る。年間通してのパフォーマンスが課題とされる正二塁手候補にとっては助っ人獲得で競争意識も高まりそうだ。

 巨人の助っ人といえば、昨年はルイス・ブリンソン外野手が「ブリンソン劇場」ともいわれる、ファンに鮮烈な印象を残した。打撃面で爆発力を見せる一方で、アウトカウントの勘違いなど、様々な意味で「目を離せない」プレーヤーだったが、果たしてオドーアは前評判通りの活躍を示せるか。闘志あふれるプレースタイルなども含め注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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