「言葉では言い表せない」デイトナデビュー。SROアメリカ2冠の実力者はIMSAでの成功に自信

2025年1月25日(土)19時42分 AUTOSPORT web

 SROアメリカのクラスチャンピオンに3度輝いたエリック・フィルゲイラスは、ローン・スター・レーシングでのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権プログラムに向け準備を進めるなか、ロレックス24(デイトナ24時間レース)デビューについて「言葉では言い表せない」と述べた。


「僕にとって、このプロジェクトに参加することは、これまでの人生で積み上げてきた努力がすべて実を結んだようなものだ」とSportscar365に語ったフィルゲイラス。


「このショーに参加して、外から見ているのではなく、その中でレースをすることは……簡単には言葉では言い表せない。本当に、本当に特別なことだ」


「週末の間に集中していることがあっても、僕は立ち止まって、このイベントが持っているすべてのものに感謝している」


 フロリダ州出身の31歳は、2024年にローン・スターのチームスポッターとしてデイトナ24時間レースに参加し、最終的にこれが今季のミシュラン・エンデュランス・カップのドライバーラインアップに加わるきっかけとなった。


「シーズンを通して、チームを管理しているAJピーターソンと連絡を取り合っていたが、10月に電話がかかってきて、ダン・ノックスがチームをまとめたいと言っていて、良いシルバードライバーが必要だと言われた」と彼は説明した。


「評価プロセスがあり、それが彼らが僕を選ぶことにつながった。他にもいくつかのチームでチャンスを探していたが、正直に言ってローン・スターは僕が本当に一緒にやりたかったチームだ」


「彼らは大きなチームではないが、『勝ちたい』と思っている、非常に細かいところまで気を配るプロフェッショナルな人たちなんだ。僕はそこをホームとしたいと思っていたので、すべてがうまくいった。選んでもらって本当に感謝している」

デイトナ24時間レースでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にデビューするエリック・フィルゲイラス


 週末のレースに向けて準備を進めているフィルゲイラスは、デイトナのハイバンクでの経験がある。彼はIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジのシーズン開幕戦であるBMW Mエンデュランス・チャレンジに2度出場し、2022年にはRS1でプロレースデビューし、優勝を飾った。


「あのレースはデビューウインができたので、今回も同じ幸運が続くことを願っている」と地元フロリダ出身のドライバーは言った。


「土曜日のファンウォークには、僕の人生のおいて、とても大切な人たちがたくさん来てくれるはずだ。だから、僕も本当に興奮している」


 ピレリGT4アメリカとファナテックGTワールドチャレンジ・アメリカの両方で成功を収めた後、フィルゲイラスはウェザーテック選手権でも同様に過ごすことができると自信を持っている。


「それは、僕が直面するかもしれない、どんな種類の逆境やどんな種類の課題も、もう少し冷静に受け止めることを可能にしてくれた」


「これは北米のスポーツカーレースの大きなショーだが、僕は心地よく感じている。自分がこのリーグにそぐわないとか、ここにいる能力がないとは感じていない」


「本当に居心地がいいし、自分に何ができるのか、チームに何をもたらすことができるのか、とても自信がある。ワクワクしているくらいだ。準備はできている」


「チームには時計(ロレックス)を持って帰ることができる能力が充分にあると信じている」

ダン・ノックス/スコット・アンドリュー/エリック・フィルゲイラス/ラルフ・アロン組80号車メルセデスAMG GT3エボ(ローン・スター・レーシング) 2025年IMSA開幕戦デイトナ24時間


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