【WBC】アメリカの対抗馬に日本、ドミニカを予想!米メディア、大谷翔平は「比類なき力を与える」と期待も
2023年1月26日(木)15時15分 ココカラネクスト

(C)Getty Images
開催まで2か月を切った野球の世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、6年振りに行われることもあり、すでにさまざまな関心が寄せられている。
多くのスター選手の出場が予想されている今大会、やはり優勝の行方も大いに注目の的となっており、野球の母国であるアメリカが大会制覇の最右翼との見方が強い。前回の第4回大会で初優勝を果たし、今大会もMLBのスタープレーヤーが参加の意思を表明するなど、連覇へ向け万全の体制で挑もうとしている。
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2006年の初開催以降、アメリカはイベントへの意識の低さなどを指摘されながらも、前回の2017年大会は準決勝で日本を接戦の末降し、決勝でも2大会連続で決勝進出を果たしたプエルトリコを破って、世界一の称号を手にした。今大会もメンバーの顔ぶれをみる限り、大会連覇への意気込みが高いことは明らかだ。
もちろん、今回はアメリカ以外でもMLBプレーヤーが参加を表明しており、かつてないほどの激戦が予想されている。海外メディアではアメリカとともに優勝を争う国を挙げており、その中では日本も「対抗馬」として記されている。
アジア、アメリカを拠点とするスポーツサイト『sportskeeda』は1月24日、WBCの特集記事を配信し、優勝候補筆頭とも伝えられるアメリカへの期待を綴っており「チームUSAはWBCデビューとなるロサンゼルス・エンゼルスのスター選手、マイク・トラウトをキャプテンに、トレア・ターナー、ムーキー・ベッツ、ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミットといったスター選手をそろえた」として、強力布陣を評した。
これに対し、日本、さらに第3回大会優勝国のドミニカ共和国も今大会の優勝候補の一つであるとして「トップチャレンジャー」と称しており、その上で日本について「史上初の100奪三振・100打点のショウヘイ・オオタニを擁し、リリーフでの起用も噂されるなど、彼は日本チームに比類なき力を与えるだろう」として、すでに大会参加が決定している大谷が中心となると見込みを述べた。
さらに「日本は、MLBに次ぐ実力といわれるNPBの選手がほとんどを占めている」と日本人選手のレベルの高さも称えており、ドミニカからもトッププレーヤーの出場がみられることにも触れながら「3チームは大会後半に対戦する機会が訪れ、非常にエキサイティングな戦いとなることは間違いない」として、3か国による優勝争いへの見解を示している。
WBCで優勝国に名を連ね、国際舞台でも野球界をリードするアメリカ、日本、そしてドミニカ共和国。この3か国が4強に残る可能性もある今大会、もし対戦が実現となれば、頂点を目指す争いは過去の大会以上に熾烈を極めることは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]