「佐々木朗希は別に…」大谷翔平のWBC出場容認の一方、苦戦の後輩にファンの視線は冷ややか
2025年4月20日(日)10時0分 週刊女性PRIME
ドジャースでチームメイトの大谷翔平と佐々木朗希
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、来年3月に開催されるWBCについて大谷翔平の出場を容認する発言をして話題になっている。
4月16日、「ドジャースvsロッキーズ」の試合前に報道陣の取材に応じたロバーツ監督。WBCが話題へ上がったところ、大谷の出場に対して「サポートしていく」と語った。
一方で、山本由伸と佐々木朗希に関しては「少し慎重になる可能性はあると思う」と発言。この発言を知った日本の野球ファンからは《山本はお願いだから出してあげて》《山本が出ないなんてありえない》と、山本の出場を熱望する声があがっている。一方で……。
メジャーで苦戦中の佐々木朗希
「佐々木選手は今年からメジャーに挑戦していますが、まだ勝利がない状態です。デビュー戦となった3月19日のシカゴ・カブスとの開幕第2戦。160キロのストレートで会場を沸かせるシーンもありましたが、3回を投げて5四球と制球が定まらず1失点でマウンドを降りました。米メディア『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏に《非常に不安定。ひどい投球》と評価されるなど、なかなか厳しいスタートとなったようです」(スポーツメディア編集者)
3月30日のタイガース戦はさらに戦績振るわず、わずか1回と3分の2で降板。3安打2失点、4四球という結果に、本人も試合後「技術的なところでコントロールしきれなかった」「全体的にスピードもコントロールも良くなかった」と反省を口にしている。
また、この日の試合ではマウンドを降りた際にロバーツ監督にボールを手渡さず、そのままベンチに待機するボールボーイに放ったことやベンチ裏にすぐに引っ込んでしまったこと、ベンチに戻ってきた時に目に涙を溜めているように見えたことから、
《子どもじゃないんだから、精神的に成長しなきゃダメだよ》
《この態度は良くないなあ》
と批判も浴びてしまった。
調子は確実に上昇
そんな佐々木のWBC出場に関しては、
《佐々木は別にいいかな…》
《佐々木はまずメジャーで結果出してからにしような》
《いくら本人が出たいと言っても、今の状況じゃ代表に呼ばれるかもわからないだろ》
など、少々手厳しい声が。
4月6日のフィリーズ戦では最長の4回を投げるも、3安打2四球4奪三振1失点で勝敗がつかないまま降板。しかし四球も減り、ベンチで味方の好プレーに声を上げるなど周囲に馴染んでいる様子も見られた佐々木。
「厳しい声も聞こえてきますが、佐々木選手の調子は確実に上がってきています。直近の4月13日のカブス戦では、フィリーズ戦よりもさらに長い5回を投げて4安打2四球1失点。3回には味方のジャンピングキャッチに助けられた場面もありましたが、初回と4回は三者凡退に抑えるなど悪くない内容です」(前出・スポーツメディア編集者)
2023年のWBCではチェコ戦で8奪三振を記録するなど、日本代表の勝利に貢献した佐々木。決勝の登板こそなかったものの、日本優勝の立役者となったのは間違いないだろう。実力は確実にあるはず。早くメジャーに慣れて2026年WBCでの活躍を見せてほしい!