「オオタニにやられた」ベッツが“完敗”を認めたWBC決勝の舞台 26年大会で「両選手が出場することになれば」再戦を期待
2025年1月26日(日)11時0分 ココカラネクスト

ベッツが大谷と戦ったWBC決勝を振り返った(C)Getty Images
ムーキー・ベッツと大谷翔平はドジャースでワールドシリーズを制覇したが、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではベッツが米国代表、大谷が日本代表として決勝の舞台で戦った。
結果、日本が世界一をつかむことになったが、ベッツはそのときの大谷の印象について米メディアに語っている。
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米メディア『ClutchPoints』はベッツと大谷について「MLBで最も恐ろしい打線の一部と言えるだろう。しかし、彼らが一緒にワールドシリーズで優勝する前は、ベッツとオオタニはグラウンド上で敵同士だった」と紹介している。
ベッツはポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演し、決勝で日本に敗れたときのことを振り返ると「オオタニにやられた。多くのチームがそうだ。彼はチームUSAを圧倒した。最高のチームを相手にやってのけた。彼がどれだけすごいかわかるだろう」と完敗を認め、大谷を称賛した。
ベッツにとってWBCは「素晴らしい経験だった」といい、「チームUSAのユニフォームを着ることができて最高だった」とコメントしたという。
大谷について同メディアは「今やベッツと肩を並べてプレーしている。彼らのコンビは、ドジャースにいる他のすべてのタレントとともに、即座の成功につながった」とし、「2024年のMVPの活躍は、彼がバットだけでも危険な存在になり得ることを証明した」と伝えている。
そして「彼らの当面の目標は、(ドジャースでの)連覇となるだろう。しかし、2026年のWBCで両選手が出場することになれば、ベッツの米国チームは再びオオタニに負けないように全力を尽くすだろう」と、26年のWBCでの再戦を期待していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]