シーホース三河、佐賀バルーナーズとの岡崎開催のホーム戦を2連勝で飾る
2025年2月3日(月)17時52分 ココカラネクスト
シーホース三河は2月1日(土)、2月2日(日)、今季唯一の岡崎開催にて佐賀バルーナーズと対戦した。
Game1、4点ビハインドで前半を終えるも、後半リバウンドを修正。エース・西田(優)が21得点3アシストでオフェンスを引っ張り、18点差で快勝した。
迎えたGame2。前日の課題だったリバウンドを修正し前半から三河ペースで試合を進める。3Qに5本の3Pシュートを沈め佐賀を突き放すと、レイマンが今季最多となる24得点の活躍を見せ岡崎開催のホーム戦を連勝で終えた。
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—試合結果—
2025年2月1日(土)
三河 〇 81 – 63 ● 佐賀
(三河通算成績 23勝11敗)
1Q 三河 18–15 佐賀
攻守にアグレッシブにプレーして順調な滑り出し
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
ティップオフ直後にダブルチームでボールを奪い取り、#11久保田の3Pシュート、#0オーガストのファストブレイクで5-0と好スタートを切る。その後はオフェンスの連携ミスが続いて点差を縮められるが、#11久保田の3Pシュート、#54ガードナーのアタックで突き放す。開始5分半、#13須田がスクリーンを使って巧みにマークマンを外してミドルシュートを突き刺し、14-6とリードする。
タイムアウトで立て直した佐賀のフィジカルなディフェンスの前にシュートを決め切ることができず、残り1分半に佐賀#15モッチのファストブレイクで1点差に迫られる。終了間際に#10レイマンのフリースローで加点し、3点リードで最初の10分を終える。
2Q 三河 32–36 佐賀 (三河 14–21 佐賀)
佐賀のディフェンスに苦戦し、逆転を許す
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
ゾーンディフェンスを継続。佐賀の最初のオフェンスをスティールして#32シェーファーの合わせで先制する。佐賀も引き下がらず1点差に戻されるが、24秒バイオレーションやブロックショットなど集中したディフェンスで持ち堪える。
両チームともにスコアを動かせずに時間が進むが、#0オーガストのアタックから#32シェーファーがゴール下を決めて均衡を破る。
佐賀#25角田に同点の3Pシュートを決められるが、#16西田(公)がコーナー3Pシュートを決め返して、25-22とリードしてオフィシャルタイムアウトに入る。
3Pシュートに当たりがこない中、残り2分半に佐賀#34井上の3Pシュートで逆転を許す。さらに残り1分にも佐賀#25角田に3Pシュートを沈められ、27-34とリードを広げられる。#19西田(優)のフリースロー、3Pシュートの連続得点で反撃し、32-36の4点ビハインドで後半に突入した。
3Q 三河 59–52 佐賀 (三河 27–16 佐賀)

西田(優)が9得点でオフェンスを牽引。一気に流れを引き寄せる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
佐賀#14金丸に先制されるが、#54ガードナーがインサイドをこじ開け、#19西田(優)がドライブでバスケットカウントをもぎ取って流れを掴む。
佐賀#25角田に3Pシュートを決められるが、すぐに#19西田(優)が3Pシュートでお返し。#13須田も3Pシュートで続き、逆転に成功する。
互いに引き下がらず、激しいリードチェンジが続くが、残り4分にコート上の全員でボールを動かし最後は#19西田(優)が3Pシュートで仕留めて55-48とリードを広げる。
佐賀はタイムアウトを取るが、以降もインサイドを固めて佐賀に得点を与えず、#7長野のジャンプシュート、#10レイマンのファストブレイクで、残り2分に59-48と二桁リードを作る。佐賀#23チャイルズ、#7ダーラムに個人技で打開され、7点リードで最終Qを迎えた。
4Q 三河 81–63 佐賀 (三河 22–11 佐賀)
集中したディフェンスで11失点に封じ、18点差で快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
開始1分、#10レイマンの3Pシュートでリードを二桁に戻す。24秒バイオレーションを誘発するなど約3分間無失点を継続し、#54ガードナーのポストアップに#18角野が合わせてリードを拡大する。
佐賀に一桁点差に戻されるも、#19西田(優)が3Pシュートで流れを渡さない。#54ガードナーを起点にオフェンスを組み立て、#10レイマンのバスケットカウント、#32シェーファーのカットインで加点。残り3分には#19西田(優)がスティールからのワンマン速攻でダンクを叩き込んで18点のリードを作る。
徐々にテンポを落としながらゲームをコントロール。終了間際に#19西田(優)のジャンプシュートで得点を積み上げ、81-63で快勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
素晴らしい後半だったと思います。佐賀さんの得点を16点、11点に抑えることができました。
その中でもリバウンドの修正を後半にできたことが大きかったと思います。
前半もディフェンスの部分では悪くない部分はあったのですが、オフェンスリバウンドをどうしても取られすぎてしまったので、後半に修正することができたことは良かったと思います。

—試合結果—
2025年2月2日(日)
三河 〇 86 – 68 ● 佐賀
(三河通算成績 24勝11敗)
1Q 三河 24–18 佐賀
強度の高いディフェンスからファストブレイクに転じリードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
デザインプレーで#11久保田が先制点を挙げると、アグレッシブなディフェンスから#11久保田がスティールし速攻を展開、#0オーガストのダンクが炸裂し幸先の良いスタートを切る。
佐賀#7ダーラム、#23チャイルズの連続得点で逆転されるが、すかさず#19西田(優)が3Pシュートを返上し再逆転。開始5分には交代直後の#10レイマンが3Pシュートを射抜き、15-8とリードを拡大する。
タイムアウトで修正を図った佐賀のディフェンスに苦戦し、佐賀#30狩野、#7ダーラムの得点で2点差まで詰め寄られるが、#54ガードナー、#32シェーファーのフリースローで踏み止まる。
残り2分半には#54ガードナーがミスマッチを活かしてアタックすると、#54ガードナーが#10レイマンのダンクを演出し会場を盛り上げる。#7長野も隙をついたパスで#54ガードナーの得点をアシストし、24-18とリードを広げ1Qを終える。
2Q 三河 39–27 佐賀 (三河 15–9 佐賀)
ディフェンスの強度を落とさず、佐賀の得点を1桁に抑える
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
序盤から積極的に#10レイマンと#32シェーファーでダブルチームを仕掛け佐賀のオフェンスを停滞させる。#16西田(公)が体を張って佐賀のペイントアタックを防ぐと、#54ガードナーのパスを受けた#27石井が得点を重ねる。
しかし、その後はシュートを決め切れずスコアが停滞。佐賀#23チャイルズ、#7ダーラムのインサイドアタックで28-24と点差を縮められるが、#27石井のフィジカルなディフェンスで佐賀のミスを誘発し持ち堪える。
オフィシャルタイムアウト明け、#0オーガストのブロックショットから速攻を展開すると、#54ガードナーが鮮やかなユーロステップを披露、約3分半停滞していたスコアを動かす。
さらにはブースターディフェンスで佐賀のフリースローを落とさせると、残り3分に#10レイマンが3Pシュートを突き刺し流れを取り戻す。ラストプレーでは#11久保田が3Pシュートを決め、39-27と二桁リードを築きハーフタイムを迎える。
3Q 三河 60–45 佐賀 (三河 21–18 佐賀)

5本の3Pシュートで佐賀を突き放す
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
佐賀のゾーンディフェンスの前に約2分間オフェンスが沈黙する中、#19西田(優)のディープ3Pシュートで沈黙を破る。#11久保田も立て続けに3Pシュートを射抜くと、流れるパスワークから#0オーガストが3Pシュートで締め括り、48-29と一気に佐賀を突き放す。
佐賀は#34井上、#23チャイルズのペイントアタックで反撃するが、#19西田(優)がファストブレイクで応戦。佐賀のタイムアウト明けもプレッシャーディフェンスを継続すると、#7長野、#19西田(優)で3Pシュートの雨を降らせオフェンスの手も緩めない。
ファストブレイクで打開を図る佐賀に対して、#7長野がハリーバックからオフェンスファウルを誘発しチームの士気を高める。残り1分には#0オーガストが強烈なダンクを叩き込み、60-45と大量リードを保ち4Qに突入する。
4Q 三河 86–68 佐賀 (三河 26–23 佐賀)
レイマンが16得点の大爆発を見せ快勝
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
開始早々、#18角野がフェイクでディフェンスをかわし3Pシュートを沈める。佐賀はオールコートディフェンスを仕掛けるが、#7長野が慌てることなくゲームをコントロールする。
開始2分、#18角野が#7長野のスクリーンを巧みに使い3Pシュートを決めると、#10レイマンもテンポの速いオフェンスから3Pシュートを沈め、69-48とリードを拡大する。佐賀のタイムアウト明けも#27石井のスティールや#10レイマンのドライブ、3Pシュートなど三河ペースで試合を進める。
佐賀#32満原、#23チャイルズらの得点で点差を詰められるが、すかさずタイムアウトで修正。#10レイマンのワンマン速攻や#0オーガストのセカンドチャンスで立て直すと、#27石井、#5元澤のダブルチームでボールを奪うなどディフェンスでも優位に立ち快勝、最終スコア86-68でホーム戦を連勝で終えた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
昨日より、ゲームの最初からリバウンドが良かったと思います。
昨日に引き続き1Q、3Qのスターターの5人がいい形でゲームを作ってくれました、ベンチプレーヤーもその流れに続いてくれたと思います。全体的にいいゲームができたと思います。