マクラーレンF1が2022年型マシン『MCL36』をお披露目。カラーリングはオレンジ×水色に変更

2022年2月12日(土)4時41分 AUTOSPORT web

 現地時間2月11日(金)、マクラーレンF1チームは、2022年シーズンのF1を戦う新型マシン『MCL36』を発表した。


 マクラーレンは2022年もランド・ノリスとダニエル・リカルドというドライバーラインアップでF1を戦っていく。9日(水)にはノリスと新たに4年間の契約を締結しており、ノリスは2025年末までマクラーレンに残留することが決定した。


 2021年は、フェラーリに移籍したカルロス・サインツの後任としてルノー(現アルピーヌ)からリカルドが加入した。リカルドはシーズン序盤からマクラーレンのマシンに適応することに苦労しており、なかなかパフォーマンスを発揮できずにいたが、第14戦イタリアGPで移籍後の初優勝を挙げてマクラーレンに2012年以来の勝利をもたらした。そのモンツァではノリスも2位に入賞し、チームとして2010年来のワン・ツーフィニッシュを達成した。


 一方マクラーレンで4年目を迎えたノリスは、シーズンを通して表彰台を4度獲得し、第15戦ロシアGPではキャリア初のポールポジションも獲得。終盤の雨に翻弄されて優勝を逃す結果となったが、2021年は全22戦のうち20戦で入賞を記録するという抜群の安定感を示した。


 そんなマクラーレンの新マシン『MCL36』は、パパイヤオレンジをベースに水色をあしらったカラーリングだ。ドライバーのレーシングスーツは昨年のブルーのものから大きく変わり、グレーをベースにオレンジと水色の配色となっている。


 コンストラクターズ選手権においてはメルセデスとレッドブルに次ぐ3位を維持して戦ってきたが、終盤にフェラーリの逆転を許し4位で2021年シーズンを終えたマクラーレン。勢力図が変わると予想される2022年は、もう一度トップ3に返り咲くチャンスにもなるはずだ。ファンからの人気も高いノリスとリカルドの戦いに期待がかかる。



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