【阪神】開幕一軍切符はまもなく!岡田彰布監督の顔をほころばせた即戦力ルーキーの「実力」

2023年3月11日(土)13時3分 ココカラネクスト

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 阪神は10日、日本ハムとのオープン戦(甲子園)に6−0と勝利。

 存在感を示したのは、ドラ1ルーキー森下翔太外野手(22=中大)の一発だった。「3番・右翼」で先発出場した森下は3回無死二塁。日本ハム・生田目翼(28)の初球、低め直球を振りぬくと打球はぐんぐんと伸びて、左翼席へ飛び込んだ。右手で力強くガッツポーズを繰り返しながら、ダイヤモンドを1周。森下にとっても会心の当たりとなったようだ。

【動画】力強いスイングも評価されている森下のホームラン!

 ここまでの対外試合で8安打中、長打は2本。力強いスイングからなる長打が持ち味の一つとあって、自身の「甲子園1号」は格別なものとなった。

 これには岡田彰布監督もベンチで笑顔。「いい当たりやったなあ」と即戦力ルーキーの豪快な一発を評価した。

 この日はホームラン以降も、右中間への適時二塁打を放つなど、4打数2安打3打点と大暴れ。開幕まで残り3週間となり、10日の日本ハム戦からは「本番モード」で臨むとしていた岡田監督に「一発回答」で猛アピールを果たした。

 新外国人のノイジー(28)は左腰の張りからまもなく実戦復帰する予定、9日に本塁打を放ったばかりのミエセス(27)含め、外野手争いはし烈さを増すが、負ける気はない。

 「より一層気を引き締めていかないといけないというのは、自分でも自覚している」と森下。この勢いを持続すれば、開幕戦の「3番・右翼」も現実味を帯びてきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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