ロペス、急きょレクサスでIMSAデビューへ。自転車事故で負傷のバーニコートの代役務める
2025年3月12日(水)12時6分 AUTOSPORT web

ホセ-マリア・ロペスは、ベン・バーニコートの代役として、3月13〜15日にアメリカ・フロリダ州で開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦『セブリング12時間レース』に出場することとなった。
バッサー・サリバンのレギュラーであるバーニコートは最近、マウンテンバイクでのアクシデントで負傷した。このため、彼は14号車レクサスRC F GT3で今週末のレースに出ることが困難に。そこで白羽の矢が立ったのがロペスだった。
■復帰時期は「未定」
WEC世界耐久選手権LMGT3クラスのレクサス契約ドライバーであるロペスは、アーロン・テリッツとカイル・カークウッドとともにバッサー・サリバンのGTDプロカーをシェアし、セブリングでIMSAレースデビューを果たす。
レクサスの声明によると、バーニコートの復帰時期は「未定」だという。
バーニコートは、バッサー・サリバンとのウェザーテック選手権キャンペーンと、WEC・LMGT3クラスのデュアルシーズンの取り組みを予定しており、後者ではアコーディスASPチームのドライバーとして、ロペスがドライブしている87号車の姉妹車78号車レクサスRC F GT3の一員となっている。
彼の次の予定イベントは4月18日〜20日のイモラ6時間WECレースだ。この間にはIMSA第3戦ロングビーチがあるが、同イベントはGTDプロカーは参加しない。
バーニコートは先週水曜日、IMSAが主催したイベント前のオンライン・カンファレンスに目立った怪我もなく出席しており、このイギリス人の自転車での事故は過去1週間以内に起きたとみられる。
