「あれで入るんですね…」解説者も絶句 大谷の逆方向本拠地アーチの凄み "軽く見える"新フォームへの考察
2025年3月28日(金)12時4分 ココカラネクスト

大谷は圧巻の今季2号をマークした(C)Getty Images
ドジャース大谷翔平がまたも圧巻の打撃を見せた。
現地3月27日(日本時間28日)にドジャー・スタジアムで行われたタイガースとの本拠地開幕戦に大谷は「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席に今季2号となる圧巻のアーチをかけた。
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1点差で迎えた7回の第4打席。大谷は相手3番手、ブレナン・ハニフィーのフルカウントからの6球目、真ん中高めに甘く入った95・8マイル(約154キロ)のシンカーをきれいな流し打ちで左に持っていくと、みるみる飛距離を伸ばし、スタンドイン。本拠地のファンを熱狂させた。
これで東京シリーズに続き、2試合連続、早速ユニコーンぶりを示したが、NHKーBSで中継解説を務めた田口壮氏も大谷のアーチには「あれで入るんですね。すごいです。そこまで強振していないと思うんですけど」と圧巻のパワーに驚きを示した。
右翼席から試合中継解説を務めた長谷川滋利氏も「あの打球で入るんだったらピッチャーはどうしようもない。ピッチャーはきつい。さすがです」と脱帽の姿勢を示した。
この日のタイガース先発はサイ・ヤング賞左腕のタリック・スクーバル。初回の第1打席は一ゴロ、第2打席で右前打を放ち、自身初安打を記録していた。第3打席は二ゴロに倒れたが、併殺を阻止、テオスカー・ヘルナンデスの逆転3ランでホームを踏んだ。
試合後、改めて解説の田口氏は大谷のフォームに関して「力感なく見える」とコメント。そこまで大きな力を入れずに、逆方向でスタンドインしたとあって、「このままいくと何本打つんだろうと思う」と昨年キャリアハイの54本塁打をマークしたが、背番号17が今季さらにパワーアップした姿を見せてくれると期待した。
本拠地開幕戦を5−4と制したドジャース。世界一連覇の大きな目標に向け、順調なスタートを切ったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]