なぜだ…? カブス今永昇太に“打者が騙される”「これは打てん」 速く見える“謎のストレート”で空振り三振「急に伸びてくる」
2025年3月31日(月)11時50分 ABEMA TIMES

【MLB】ダイヤモンドバックス3−4カブス(3月29日・日本時間3月30日)
3月29日(日本時間3月30日)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス対シカゴ・カブスの一戦で、カブス・今永昇太が、“球速以上に速く見える”独特な速球で相手チームの強打者を三振に仕留めた。
3-1、カブス2点のリードで迎えたこの試合の6回裏・ダイヤモンドバックスの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った3番ルルデス・グリエル・ジュニアに対して今永は、球速差を活かす形で、速球とチェンジアップを交互に投げるという配球でカウント2-2とすると、勝負の5球目は、内角厳しいところを突く148km/hの速球。MLBの投手のものとしてはそこまで速いというわけではないものの、130km/h台のチェンジアップを交互に見せられたためか、グリエル・ジュニアのバットは空を切ることとなった。そのため、ネット上では「これは打てん」「急に伸びてくる」「チェンジアップの後だとまた…」「今永先生のライジングボール」「背が高くないのも有利らしいで」といった様々な反響が巻き起こることに。
今永の速球といえば、昨季も平均的なMLBの投手よりも遅いにもかかわらず、その回転数と“最高レベルの伸び”などから“なぜか打てない球”として現地で話題に。そうした今永ならではの速球の魅力は健在だけに、今季はどこまで奪三振数を増やすこととなるのか、注目したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)