カブス・鈴木誠也 2試合連続マルチ安打&3打点と好調キープもチームは大敗

2025年4月27日(日)8時7分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス4—10フィリーズ(2025年4月26日 シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)が26日(日本時間27日)、本拠でのフィリーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打3打点と気を吐き、打率も・292となった。

 6点を追う5回の第3打席で鈴木が勝負強さを見せつけた。2死満塁の好機でカウント3ー2から2球ファウルで粘った後の7球目、97・4マイル(約156・7キロ)の速球を強振。会心の左前2点適時打となった。2ー10と8点差をつけられて迎えた7回には1死一、三塁から中前に2打席連続で適時打を運んだ。

 初回の第1打席はハップが四球で歩いた無死一塁から右翼ポール際への大飛球を放ったが、わずかに届かず右飛に。3回の第2打席は同じくハップが四球で出塁した2死一塁から二ゴロに倒れた。そして2打席連続適時打の後、9回先頭の打席では代打・ロペスを送られて、お役御免。大差がついた試合とあって、右手首の大事もとっての交代と思われる。

 鈴木は右手首の違和感を訴えて12日(同13日)のドジャース戦の試合途中でベンチに下がると、翌日から3試合連続で欠場。16日(同17日)のパドレス戦で戦列復帰した。ところが、23日(同24日)のドジャース戦の試合前に右手首の痛みが再発。スタメン出場を予定していたが欠場した。2試合ぶりにスタメン復帰した前日の試合では、二塁打2本を放ち、5打数2安打だった。

 チームは大敗し連勝も3でストップしたが、鈴木のバットは好調そのもの。今後、さらなる爆発も期待できそうだ。

スポーツニッポン

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