「大谷vs藤浪」に米メディアも熱視線!ア軍指揮官は起用法に配慮「土曜日だけの登板となるようだ」

2023年4月1日(土)22時34分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 メジャーリーグは現地時間3月30日に今季の開幕ゲームが行われた。エンゼルスの大谷翔平はアスレチックスとの開幕戦で先発マウンドに登り、6回を投げ10個の三振を奪うなど快投を披露するも、チームが敗れ2年越しの開幕白星を掴むことができなかった。

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 打者としても安打を放つなど、2023年も「二刀流」のパフォーマンスは野球ファンを沸かすことが予想される。そして、開幕2戦目では「打者・大谷」は、アスレチックス先発の藤浪晋太郎との対戦を迎えることとなり、ここでも大きな注目を集めることとなる。

 現地メディアでも試合前日より、日本人同士、さらに同学年対決に関心を寄せており、米スポーツサイト『YARDBARKER』はアスレチックスのマーク・コッツェイ監督のコメントも交え、開幕2戦目の見どころとして伝えている。

 同メディアは「アスレチックスはショウヘイ・オオタニに6回まで手こずったものの、カイル・ミュラーの力強い投球と、エステリー・ルイズとアレドミス・ディアスの8回表のヒットで2−1の逆転勝利を収めた」と初戦の結果を報じており、その上で「5回を4安打1失点に抑えたミュラーに続き、オークランドは右腕の藤浪晋太郎をマウンドに送り、エンゼルスの左腕パトリック・サンドバルと対決させる予定だ」と次戦、日本人ルーキーの先発に言及。

 その上で「長年の友人であるオオタニと開幕戦で対戦するのではという憶測もあったが、オークランドのコッツェイ監督は、197センチのルーキーをアメリカでの初シーズンになじませる予定であり、まずは、土曜日だけの登板となるようだ」と見通している。

 またコッツェイ監督による「新しい環境にいるフジには少なくともできるだけ一貫したものを維持するようにしたい、それが彼のルーティンだ」とのコメントも掲載。日本時代と同間隔でのローテを組むと語るなど、指揮官もルーキーへの気遣いをみせていることを記している。

 さらに『MLB.com』でも開幕カードの注目先発投手の特集記事の中で、藤浪の名前を挙げており「学生時代のライバル、オオタニとの対戦」がその理由だとしている。

 初戦を落としたことで勝利への強い意欲を表すであろうエンゼルスに対し、MLBデビューの藤浪がどんなピッチングをみせるか。大谷とのマッチアップには特別な感情とともに、多くの視線が注がれることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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