岸田監督 リーグ最長4時間20分の引き分けに「守り切りましたね」 麦谷の好返球「助かりました」
2025年4月10日(木)23時30分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ オリックス1ー1ソフトバンク(2025年4月10日 京セラD)
オリックス・岸田監督の表情には充実感が漂った。「守り切りましたね。きのうと違って。博志もリベンジして。よく粘ってくれた」。先発のエスピノーザが来日最多タイの118球を投じ、7回4安打1失点と力投。救援陣も5投手のリレーで、前夜計8失点を喫した8、9回を含めて無失点に封じた。
延長10回には2死二塁で渡辺の中前打を処理した麦谷が、本塁へ正確なワンバウンド送球で二走を封殺。この回から中堅に入れていた新人の好返球に、指揮官も「よかったと思います。チャージも早かったんで、助かりました」と称賛した。
12回は前夜8回に3失点した博志が、2死一塁で代打・柳田を遊直に。今季リーグ最長、4時間20分の試合を引き分けで乗り切り、岸田監督は「結構タフな試合が続いているんですけど、これも1戦1戦でやるしかないので。我慢強くみんなやってくれているので、継続してやっていきます」と力を込めていた。