1年前は最下位のアルピーヌ/ガスリーが予選5番手「特別なラップを走れた。今季初ポイントを狙っていく」
2025年4月13日(日)17時30分 AUTOSPORT web

2025年F1バーレーンGPの予選で、アルピーヌのピエール・ガスリーは5番手を獲得した。4番手のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が1グリッド降格ペナルティを受けたため、ガスリーは2列目4番グリッドから決勝をスタートする。
序盤3戦を終えた段階で、アルピーヌは全10チームのなかで唯一、ノーポイントであり、バーレーンでのシーズン初入賞をチームは期待している。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌ・フォーミュラ1チーム)
FP3 6番手(1分32秒974/18周)
予選 5番手(Q1=8番手1分31秒462:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分30秒643:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分30秒216:ソフトタイヤ)
「(20番手だった2024年のバーレーンとは)全然違う状況になったね。正直、すごくうれしい。Q2では本当に特別なラップを走った。Q3では、自分のラップを終えて最終コーナーを抜ける時に、本当に興奮したんだ」
「良い順位だとは思っていたが、他のドライバーたちと比べてここまで良い結果だとは思っていなかった。序盤のここまでのレースは簡単ではなかった。今週末もかなりトリッキーだったから、チーム全員のことを思うと、心からうれしく思う」
「Q1の時点でも、マシンは完全に快適な状態ではなかった。でも小さなことを少しずつ改善していくことで、うまくやることができたんだ。とても満足しているし、明日が楽しみだよ」
「(ポールポジションタイムから僅差だったことが)とても信じられない。クレイジーだ。ポールポジションにかなり近いタイムで、3番手との差は0.04秒だった。スクリーンでそれを見た時は、それだけ僅差だと少し腹も立ったけれど、僕が信じていたように、マシンにポテンシャルがあることを確認し、実感できたから、今はただただ満足だ」
「かなり競争が激しいと思うけれど、僕たちチームには今季初ポイントが必要だ。明日のレースを楽しみにしている」