G大阪 名古屋との“万博開催地ダービー”制した 決勝ゴールのFWジェバリ「瞬間の判断だ」

2025年4月13日(日)6時0分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第10節 G大阪2—0名古屋(2025年4月12日 パナスタ)

 G大阪は元チュニジア代表FWイッサム・ジェバリ(33)が1得点1アシストと活躍し、名古屋に2—0で快勝した。“万博開催地ダービー”を制し、5試合ぶりに勝ち点3を挙げた。

 地球規模のさまざまな課題に取り組むために世界各地から英知が集まるのが万博開催の意義なら、G大阪には勝利のために世界各地からの実力者がそろう。まさに後半18分の決勝点のシーンは、各国の技術が凝縮された一発だった。

 「左でシュートを打つと見せれば、必ずスライディングしてくると思った。だからフェイントを入れた。2人目の選手が詰めてきた時はボールをキープしないといけないと思ったので瞬間の判断だ」

 胸を張ったのは元チュニジア代表FWジェバリだ。DF2人を翻弄(ほんろう)して今季4得点目。お膳立てしたのが、巧みな反転で相手マークを外して敵陣に進入したイスラエル代表MFネタ・ラヴィであり、ジェバリの動き出しを見逃さずに完璧なスルーパスを通したブラジル人MFファン・アラーノだった。ジェバリは同31分にMF山下のダメ押し点もアシストした。

 パナスタは1970年に日本初開催となった大阪万博の記念公園内に設立。一方、名古屋では2005年に愛知万博が開催された。それ以来20年ぶりの日本開催に、エースストライカーのジェバリは「とても興味があるよ」と目を輝かせる。今年はさまざまな意味で大阪・関西万博が注目されるだろうが、5試合ぶりの勝利を手にしたG大阪もここからJリーグを盛り上げていく。

スポーツニッポン

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