【女子バスケ】富士通V2!!町田が奮闘8R10AでMVP獲得 デンソーは初V逃す

2025年4月15日(火)4時25分 スポーツニッポン

 ◇バスケットボール女子 京王電鉄Wリーグ・プレーオフ決勝(2025年4月14日 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 3戦先勝方式の最終戦が行われ、レギュラーシーズン(RS)1位の富士通がRS2位のデンソーを75—60で下し、2年連続3度目の頂点に立った。前日の第4戦で逆王手をかけた勢いそのままに勝ち切った。日本代表ガードの町田瑠唯(32)が9得点8リバウンド10アシストと攻守に奮闘しプレーオフMVPを獲得。デンソーは昨季同一カードでまた敗れ初栄冠を逃した。

 連覇を告げるブザーが鳴ると、富士通の選手たちは喜びを爆発させた。1勝2敗と崖っ縁から息を吹き返しての2連勝。テーブス・ヘッドコーチが「みんなのおかげで1位になれた。このチームは僕の宝物」と選手たちを称え、MVPに選ばれた町田は「ディフェンスやリバウンドのところで我慢できたのが優勝につながった」と振り返った。

 守備からリズムをつくるチームの体現者が町田だった。第2Qでは要所でのスチールで相手のファウルを誘発。主導権を握り、一気にワンサイドに傾いた。試合を通じ8リバウンド中7つがディフェンス。守備での奮闘が光っただけでなく、10アシストをマーク。試合最多23得点を挙げた赤木らのアタックを支えた。

 日本代表として16年リオデジャネイロ大会から昨年のパリ大会まで五輪3連続出場。米女子プロのWNBAミスティックスでもプレー経験のあるベテランがチームの中心にいた。

スポーツニッポン

「富士通」をもっと詳しく

「富士通」のニュース

「富士通」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ