レヴァンドフスキ、課題を残してのCL準決勝進出に“警鐘”「これから先はそんな余裕はない」
2025年4月16日(水)9時4分 サッカーキング
バルセロナに所属するレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・セカンドレグが15日に行われ、バルセロナは敵地『ジグナル・イドゥナ・パルク』 でドルトムントと対戦した。本拠地開催のファーストレグでは4−0の大勝を収めていたバルセロナだが、今回の一戦は立ち上がりの11分にPKでセール・ギラシから先制点を奪われてしまう。さらに後半開始早々の49分には再びギラシからゴールを決められ、アドバンテージは2点差に。それでも54分にオウンゴールでバルセロナが大きな1点をマークする。76分にはギラシにハットトリックとなる3点目を許したものの、セカンドレグは3−1で終了。敗戦を喫したバルセロナだったが、2戦合計5−4で準決勝に駒を進めた。
ゲーム終盤はドルトムントの猛攻を凌ぎ、2018−19シーズン以来6年ぶりに準決勝行きの切符を手にしたバルセロナ。しかし、試合後のインタビューに応じたレヴァンドフスキは、「中盤のコントロールを欠いていたし、ミスが多すぎた。ボールを失ってパスを渡してしまう場面もあり、相手にとっては簡単な展開になってしまった」と反省を口にしている。
また、「ここから学ばなければいけない。こんなプレーではいけない」と述べつつ、「もし負けたりミスを犯すなら、この段階でしておく方がまだマシだ。これから先はそんな余裕はない」とコメント。続けて「ドルトムントに簡単にチャンスやゴールを与えてしまった。もしかしたら、これが自分たちに必要だった警鐘だったのかもしれない。これを教訓にしないといけない」と指摘した。
さらに、『ジグナル・イドゥナ・パルク』での精神的な負荷があったことを認めながら、「本当にクレイジーな試合だった。2試合を通して見れば僕たちが準決勝に進めたのはふさわしい結果だと思う。だが、自分たちで緊張や不安を生み出してしまっている」と述べている。