森保監督が渡辺凌磨を高評価 浦和を2戦連続視察し「非常にいいプレーをしている」
2025年4月16日(水)23時41分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ 第20節 浦和2—1京都(2025年4月16日 埼玉)
浦和はホームで京都に2—1で競り勝ち、今季初の連勝を飾った。2試合連続でトップ下で先発したMF渡辺凌磨(28)が決勝弾を決めて勝利に貢献。1—1の後半16分にMFグスタフソンのパスをペナルティーエリア内で受けると、左足でDFの股を抜く技ありのシュートを放ち右隅に流し込んだ。
13日の町田戦でもFW松尾のゴールを演出しており、2試合連続で得点に絡んだ。開幕時はボランチだったが、トップ下でも精度の高いプレーを続けている。「与えられた位置で与えられた仕事をすることに尽きる。トップ下をやっているなら得点に絡まないといけない」と強調し「ボールの受け方が変わるのと、見るスペースが全然違うけど、そこの部分だけ。(切り替えは)全然簡単です」と言い切った。
スタンドでは日本代表の森保監督が2試合連続で浦和の試合を視察。「渡辺凌磨選手は非常にいいプレーをしている。攻撃のアクセントになっているし、ライン間に動きながら相手の嫌がるプレー、自チームにとっては頼りになるプレーをしている」と高評価。国内組主体で臨む東アジアE—1選手権(7月、韓国)のメンバー選定について「ミーティングで絞りながらも広がっていくという。それが正直なところ」と頭を悩ませていた。