また東都に逸材 亜大の左腕・山城京平が154キロ...巨人水野スカウト部長「凄いです」「すばらしい」

2025年4月16日(水)15時35分 スポーツニッポン

 ◇東都大学野球 春季リーグ戦 第2週第1日 亜大4—0中大(2025年4月16日 神宮)

 亜大が4—0で中大を下し、開幕からの連勝を3に伸ばした。

 先発した今秋ドラフト候補の左腕・山城京平投手(4年)が6回1/3を3安打無失点でリーグ通算4勝目を挙げた。ネット裏のスカウトのガンでは自己最速を2キロ更新する154キロをマークした直球を軸に6三振を奪った。

 「前回の東洋大戦に比べて、全体的に真っすぐも変化球もまとまっていたのでカウントがつくりやすかったですし、ゲームをつくることができました」

 初回に152キロ、そして4回にまたしても152キロ、そして6回にも151キロと高出力をキープした。さらにセ・リーグ球団のスカウトのガンでは154キロを計測していた。これには山城も「結構、指にかかっていたので感触はよかった」と充実の表情を浮かべた。「後ろの投手がいっぱいいるので、そこは信じて思い切り腕を振って投げた結果が今日の勝ちにつながった」と入魂の93球だった。

 ネット裏で視察した巨人・水野雄仁編成本部長代理スカウト担当兼スカウト部長は「いや、凄いです。すばらしい投手。(変化球を含め)トータルで良い投手なのでこれから楽しみです」と高く評価していた。

 

 23年ドラフトでは国学院大・武内(現西武)らが1位でプロ入りし、昨年は青学大・西川(現ロッテ)、佐々木(現広島)が1位指名を勝ち取った東都リーグから、またしても逸材が出現した。

スポーツニッポン

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