鍵山優真「来季につながる演技ができれば」SPで4回転フリップ投入へ 国別対抗戦
2025年4月16日（水）17時54分 スポーツニッポン
17日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦の公式練習が16日、会場の東京体育館で行われた。男子の鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）はカナダで来季SP曲の振付を行い、3日前に帰国したばかり。精力的にジャンプを確認し「国別に向けて練習もしっかりできていた」と手応えを語った。
今季の最終戦となる今大会は、SPに大技4回転フリップを投入予定。4回転サルコーから難度が上がるが、五輪イヤーの来季で挑む演技構成にチャレンジ。「来季に向けての良いチャレンジになる。しっかり4回転を締めて、感触を確かめてチームに貢献できれば」と意気込んだ。
3月の世界選手権は銅メダル。「モヤモヤした気持ちで終わるのも嫌だった。早めにチャレンジできる。自信をつかみたい」と語る。「五輪の選考の日本選手権まであまり時間がない。何か来季につながる演技ができれば。しっかり良い演技をして締めくくり、後は前を向いて頑張りたい」と話した。
北京五輪の団体戦以来となるチーム戦。初出場となる国別対抗戦の印象については「吹っ切れて楽しそうにやっている」と言い「僕自身が陽キャではないので…。（国別の）今までの雰囲気はわちゃわちゃしている。これまでの国別の雰囲気をできるか不安なんですけど、そっちも頑張りたい」と意欲的だった。
