鍵山優真、今季は「30点...」厳しく自己採点 エースの重圧に「どう向き合うか学べた」

2025年4月20日(日)11時45分 スポーツニッポン

 フィギュアスケート世界国別対抗戦の演技を終えた日本チームが20日、東京体育館で一夜明け取材に応じた。

 男子で世界選手権銅メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は今季について「30点くらい…。良い部分悪い部分含めて、自分の中で反省する試合が多かった」と厳しめに自己採点した。「一日一日を無駄にできない。来季は全日本までたくさんの試合に出て経験をたくさんしたい」と話した。

 五輪イヤーの来季へ向け、SP、フリーとも新曲を準備している。今季は大技フリップを含め4回転3種4本の構成に挑戦したが、来季はルッツ投入も視野に入れる。「4回転を3回転のように跳べるまで練習を積みたい。失敗を恐れず常にチャレンジの精神で」と前向きに語った。

 自身が出場した世界選手権は4度全て表彰台に立ち、北京五輪は銀メダル。「エース」としての視線も注がれ「気を引き締めて頑張ろうと思えるような言葉だった」と振り返るが、「無意識にエースだから頑張らなきゃと意識が違う方向にいっていたと感じる。エースはあくまで肩書なので、自分がどういう目標でどう進むかを常に忘れずにやっていきたい」と足元を見つめた。

 大きな重圧や期待に正面から向き合い、結果を出してきた日本の先輩が多くいる。「これからもプレッシャーとか期待とか自分に向けられると思うが、逃げるのではなくてどう向き合うかが大事。坂本選手も羽生くんも昌磨くんもそう。そこに向き合って、良いパフォーマンスを何回もしている。どう向き合うか学べたシーズン。自分のやるべきことを忘れずにしたい」と力説した。

スポーツニッポン

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