巨人・山崎伊織「悪くならないように練習しながら頑張っていきたい」 開幕23回連続無失点で3勝目
2025年4月16日(水)21時11分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人5—0DeNA(2025年4月16日 東京D)
巨人の山崎伊織投手(26)が今季3度目の先発登板となった16日のDeNA戦(東京D)で7回5安打無失点と好投。開幕から無傷の3勝目をマークするとともに開幕から23回連続無失点とした。DeNA戦は2023年から6連勝で通算12勝3敗。
試合後、単独でお立ち台に上がった山崎は「まぁ、なんとか今日も守備に助けられて(バッテリーを組んだ)甲斐さんに凄く引っ張ってもらったんで。先制点も早く取っていただいたんで。なんとかゼロでいこうと思って投げた結果がゼロで良かったです」とホッとした表情を浮かべた。
初回から150キロを連発して梶原、牧、佐野を3者連続三振に打ち取るなど好発進。その裏、味方打線が相手先発右腕・バウアーから2点先取し、早くも援護をもらった。
2—0で迎えた2回は宮崎、度会に連打されて無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を抑えてここも無失点。3回は1死一塁から牧に三塁線へ痛烈な打球を打たれたが、これを岡本がスライディングキャッチして三ゴロ併殺に仕留めた。
主砲・岡本は3回に4号ソロを放つと、5回には2打席連発の5号2ランと5回までに5点の強力援護。4回には宮崎の打球を遊撃・泉口がダイビングキャッチするなど守備陣も盛り立て、それに応えた山崎は7回までに今季最多の10三振を奪う力投だった。
「ちょっとランナーが出る場面があったんですけど、なんとか一つずつアウトを取っていこうと思って。本当に泉口のプレーとかしっかりといつも通り守備の方に助けていただいたんでなんとか自分も頑張って腕を振って投げれたんで良かったです」
これで開幕から23回連続無失点。その間は1四球&1死球と抜群の安定感を誇っている。
「やっぱり落ちるボールが有効的に使えていると思うんで。悪くならないように練習しながら頑張っていきたいと思います」と快投にも謙虚。「一つずつアウトを取ってこれからも頑張っていきたいと思います。明日からも応援よろしくお願いします!」とファンに爽やかな笑顔で呼びかけていた。