【住之江ボート G1太閤賞競走 最終日】12Rは桐生順平 王道貫いて2回目の戴冠へまっしぐら
2025年4月17日(木)4時30分 スポーツニッポン
ボートレース住之江の開設69周年記念「G1太閤賞競走」は5日目9〜11Rで準優勝戦が行われ、17日の最終日12Rに行われる優勝戦メンバーが出そろった。
準優3番勝負はいずれも1号艇が勝利。特に予選トップ通過の桐生がファイナル1号艇を勝ち取った。しっかり調整さえ合わせれば足はトップクラス。スローのスタートもある程度つかんでいる。あとは自慢の超速ターンで突き放すのみ。勝てば2019年6月14日の63周年記念以来、2回目の太閤賞競走制覇。
強敵になりそうなのが地元でG1初優勝を目指す上條と山崎。特に上條は強力な出足、行き足がある分差し切ってもおかしくない。いや、裏ワザの握りマイにも要注意か。山崎は「一発狙っていく」と気合十分。持ち前の攻撃力をフルに発揮すれば…。池田が絶妙ハンドルで上位争いへ。大池、中村は無欲のアタック。
<1>桐生順平 悪くはないけど昨日(4日目)の12Rが一番良かった。その時なら足はバランス型でいい。
<2>上條暢嵩 行き足はかなりいいと思う。もうちょいターン回りは欲しいけどそこを求めるより優勝戦もこの行き足の感じで行く。
<3>山崎郡 これだったら大丈夫と思える状態で行けた。伸びがいい人には分が悪かったりするけど、総合力で言えば悪くない。
<4>池田浩二 日に日にズレてきていますね。全体的に影響が出てきている。レース後にペラを叩き変えたので、これでどうなるか。
<5>大池佑来 変わらずバランス型で、ちょっとずつ余裕がある感じ。足はしっかりしているので自信を持っていけます。
<6>中村晃朋 足は戦えるレベル。優勝戦に入ってもそれほど差はないと思う。自分の旋回ができるし、乗れるのがいいですね。