「いいスイングだった」大谷翔平が先頭打者アーチ自画自賛 20試合終え「比較的に良いスタート」

2025年4月17日(木)14時22分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース8—7ロッキーズ(2025年4月16日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の先頭打者本塁打、適時打を放ち5打数2安打2打点でチームの3連勝に貢献した。

 初回の第1打席は相手先発マルケスの4球目、ナックルカーブを完璧に捉え、右翼席へ打球速度111マイル(約178・6キロ)、今季最長の飛距離448フィート(約136・6メートル)、打球角度32度の豪快な6号先頭打者アーチを放った。6号はフィリーズ・シュワバーらと並び、リーグトップタイとなった。

 大谷の今季初の先頭打者アーチで勢いに乗った打線はフリーマンにも一発が飛び出すなど打者一巡の猛攻を見せ、この回2度目となる第2打席が2死二塁で回って来た。今度はマルケスの初球、95・3マイル(約153・4キロ)の直球を捉えると、打球は右翼で弾み7点目を奪った。

 前日まで得点圏に走者を置いた場面は、今季9打席5打数無安打だったが、10打席目で初タイムリーを記録。これでマルケスをマウンドから引きずり降ろし、ドジャースは初回だけで7点を奪った。

 3回2死二塁の第3打席は空振り三振に倒れると、5回2死一塁の第4打席も空振り三振。8回1死の第5打席は一塁線に痛烈な打球を放ったが、相手一塁手・トグリアにうまく捕球され、一ゴロに終わった。

 チームは初回の7得点で試合を優位に進めるはずが、今季初登板初先発のミラーが誤算。3回にトグリアに満塁本塁打を浴びるなど、3回6失点で降板。最大6点差あったはずが1点差まで迫られたものの救援陣がリードを死守し逃げ切った。

 これでロッキーズ戦スイープに成功。開幕8連勝以来となる今季2度目の3連勝を飾った。

 試合後、大谷は「入りとして良い入りができた。集中できている証拠じゃないかな」と初回の猛攻を振り返り、先頭打者アーチについては「甘めの変化球だったので、最近、あんまり引っ張るっていうので(打球が)上がってなかったんですけど、いい角度で上がってたので、いいスイングだったなと思います」とうなずいた。

 また、この日のロッキーズ戦が今季20試合目で、開幕から20試合を終えた。打率・288、6本塁打、8打点という現状について問われると「どうなんですかね?毎年、毎年、すごい良いスタートを切れるかって言ったら、比較的にそんなにいいスタートを切ってる方ではないと思うので、個人的には例年通りぐらいなのかなとは思ってますし、リハビリの方も順調には進んでると思うので、そこも含めて、いいスタートじゃないかなと思います」と納得した表情を見せた。

スポーツニッポン

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