【巨人】赤星優志、5回1失点で勝ち投手の権利持ち降板「先頭打者を出してしまう回が多かったので、次回の登板ではしっかり」
2025年4月18日(金)20時2分 スポーツ報知
巨人先発の赤星優志(カメラ・清水 武)
◆JERA セ・リーグ ヤクルト—巨人(18日・神宮)
巨人は赤星優志投手が2勝目を目指し、今季初の中5日で先発。3点の援護をもらい、5回まで6安打1失点と粘投し勝ち投手の権利を得て降板した。
赤星は1回1死から西川遥輝外野手に中前打されたが、後続を抑え無失点。2回は3者凡退、3回は先頭の中村悠平捕手に左翼線二塁打を打たれたが、小川泰弘投手のスリーバント失敗を含め3連続三振を奪い切り抜けた。
打線はヤクルトの先発・小川泰弘投手に2回まで一人の走者も出していなかったが、3回2死から赤星がボテボテの二塁内野安打で出塁。1番に入る泉口友汰内野手は左中間を破る二塁打を放ち、一塁から赤星が生還。さらに、2死二塁から2番に入る若林楽人外野手が左前タイムリーで続き、2点目を挙げた。ここで若林は二塁盗塁を決め、2死二塁と再び得点圏に走者を進めると、吉川尚輝内野手が右前適時打で続き3点目を奪った。
3回まで無失点に抑えていた先発・赤星優志投手が4回に1失点。先頭のサンタナ外野手に右越え二塁打、オスナ内野手の投手強襲安打は大きくはねて左前に落ち、その間に二塁からサンタナが生還。長岡秀樹内野手の三塁内野安打で無死一、二塁となったが、山田哲人内野手の三直で二塁走者・オスナが飛び出し併殺。赤羽由紘内野手は一ゴロに仕留め、1失点で踏ん張った。
5回は先頭の中村悠に中前打され、送りバントで1死二塁とされたが、後続を打ち取り、追加点は許さなかった。赤星はこの回までで降板し、6回からは2番手で田中瑛斗投手が登板した。
降板した赤星は「先制点をもらったのですが、先頭打者を出してしまう回が多かったので、次回の登板では先頭打者をしっかり抑えて、良い流れを作れる投球ができるよう調整します」とコメントした。