石川祐希 20日のPO第4戦へ「集中力を切らさずに試合していきたい」…イタリア1部
2025年4月18日(金)11時50分 スポーツ報知
ルーベに敗戦後、取材に応じるペルージャの石川祐希(16日、イタリア・ペルージャで)=カメラ・倉石千種=
◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA) プレーオフ準決勝第3戦(16日) ルーベ・チビタノーバ 3—2(25—23、20—25、30—28、22—25、16—14) ペルージャ
【ペルージャ(イタリア)16日=倉石 千種】パリ五輪男子日本代表の石川祐希が所属するレギュラーシーズン2位のペルージャが同3位のルーベと対戦し、フルセットの末に敗れた。準々決勝で3連勝し、準決勝も2連勝で決勝進出に王手を懸けて臨んだホームでの第3戦だったが、プレーオフ初黒星を喫し、準決勝は2勝1敗となった。石川は第1セット(S)と第3Sで途中出場し、第4Sは頭からの出場となったが、途中でセメニウクと交代し、得点を挙げられなかった。
試合後に取材に応じた石川は「途中から出て、スパイクが良くなかった。失点が今日は目立ってしまったので、そこを次回修正しなければいけない。(途中で)出て、バッと結果を出さないといけない。簡単ではないですけど、そこで結果を出すために練習していますし、そこがしっかりと結果に乗ってくれば、僕自身の成長になるという風に思います。コートの中でやるしかないので、練習はしっかりしているので、今日は結果を出すだけだなという風に思います」と悔しさをにじませた。
第4戦は20日(日本時間同日午後10時20分)にルーベのホームで行われる。プレーオフはトーナメント方式で実施され、3戦先勝したチームがファイナルに進む。石川はアウェーで挑む第4戦へ「またすぐ試合ですが、3つ勝つまで分からない。3つ勝つまで戦い続ける。集中力を切らさずに、試合していきたいと思います」と前を向いた。
◆石川の主なコメントは以下の通り。
—振り返って。
「途中から出て、スパイクが良くなかった。ミスとシャットもありましたし。失点が今日は目立ってしまったので、そこを次回修正しなければいけないなと思います。(途中で)出て、バッと結果を出さないといけないので、簡単ではないですけど、そこで結果を出すために練習していますし、そこがしっかりと結果に乗ってくれば、僕自身の成長になるという風に思います。コートの中でやるしかない。練習はしっかりしているので、今日は結果を出すだけだなという風に思います」
—チームとしての課題は。
「今日の関しては、4セット目以降、シャットだったり、ミスだったり、最後もこっちがマッチポイントを取った状態でやられてしまって。そこはアタッカー、の判断ミスだったという風に思うので、改善するべき点だと思います。ルーベもサーブが非常にいいので、ハイボールとか、トスが割れたシチュエーションになる。それは分かっているので、そこのアタックの打ち方を、うまくやらなければいけないなと思います」
—なかなか出番がない中で焦りや試合勘の部分で難しさはあるか。
「難しいのは分かっていますし、焦りは特に持ってやっているわけではないですけど、この2試合はうまくいってないので、そこは修正するというよりも、結果を出す、点を取る、良い決め方をするという、そこでしかないのかなという風には思っています。決して焦りとかが、特別あるという感じではないです」
—同じ相手との連戦で相手にデータを取られる。アウトサイドヒッター3人の中で石川選手が一番取られていないと思うが、起用に影響は。
「そこは僕が判断するわけではないし、僕も途中で出てうまく結果が出せていないので。僕の力不足なところもあると思いますけど、(チームとして)そこを乗り越えていくしかないので。しっかり練習をして、またすぐ試合なので切り替えて。3つ勝つまで分からないので、3つ勝つまで戦い続ける。集中力を切らさずに試合していきたいと思います」