ペア“りくりゅう”、初志貫徹の自己ベスト「積み上げてきたこと間違いじゃなかった」

2025年4月18日(金)18時49分 スポーツニッポン

 ◇フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日(2025年4月18日 東京体育館)

 ペアのSPが行われ、3月の世界選手権を制した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が自己ベストを更新する80・99点をマークしてトップだった。

 初優勝を果たした23年の世界選手権以来2年ぶりの自己ベスト。三浦は喜びを語った直後に、木原は「パーソナル(ベスト)じゃないよ」と勘違い。三浦が「パーソナルだよ」と訂正すると「え、そうなの!凄い」と喜んだ木原は「基礎点を2年前より落とした構成でも80点を2年ぶりに獲れて良かった。積み上げてきたことは間違いじゃなかった」と喜びを口にした。さらに「世界選手権後は練習時間たくさん獲れなかったけど、貯金で数日間の練習で戻すことができた。緊張感感のなかでも自分たちの力を発揮できた」と話した。

 今季のテーマはシンプルに「ケガをしない」。今季最終戦で会心の演技を見せ、木原は「ケガをしなかったので安定して練習できて技術が積み重ねることができたから。ケガをするとマイナスに戻り、以前のレベルに戻すことに集中しないといけない。細かいケガはあったからもしれないけど、離脱するような大きなケガにつながらなかったのが大きかった。明日まで気を抜かずに頑張りたい」と初志貫徹を強調した。三浦も「積み重ねてきた練習があったので、世界選手権前のような練習ができていた。シーズンの積み重ねが良かった」と話した。

 22年北京五輪では自身の活躍もあり、団体銀メダルを獲得。今回は世界一のペアとして日本チームをけん引する結果を出した。「10年前想像できていなかった。ペアだけではなくみんなで引っ張っていけたら」と殊勝に語った木原は「80点台に2年ぶりに戻ってくることできて自信になった。今季学んだテクニックの良い面を来季また今まで学んだことと融合できれば」と前向きに語った。

スポーツニッポン

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