ナショナルズ救援右腕ホルヘ・ロペス「故意死球」で3試合出場停止処分 過去に大谷被弾後にトラブルも

2025年4月18日(金)14時42分 スポーツニッポン

 ナショナルズのホルヘ・ロペス投手(32)が「故意死球」により、3試合の出場停止処分を受けた。17日(日本時間18日)に大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。

 ロペスは16日(同17日)のパイレーツ戦で1—0の7回に2番手で登板。先頭から連打を浴び無死一、三塁のピンチを招くと、デービスの三ゴロの間に三塁走者が生還し失点。ヘイズを遊ゴロに打ち取り2死までこぎ着けたが、次打者・レイノルズに死球を与え、2死一、二塁でマカチェンを迎えた。

 1ボール1ストライクからの3球目、内角高めに投じた速球はマカチェンの頭部付近へ。直撃こそ免れたが、マカチェンはボールを避けようとして地面に倒れ込んだ。

 この1球をめぐり、両軍が入り乱れ一触即発の事態に。乱闘には至らなかったが、ロペスは危険球で退場処分となった。試合後、頭部への危険な球はわざとではないとし「このようなことが起こってしまったのは本当に残念。起きたことを心から後悔しています」と語った。

 ただ、一夜明け、「故意死球」と判断され3試合の出場停止処分と罰金(金額は非公表)を科せられることとなり、マルティネス監督も1試合の出場停止処分を受けた。

 ロペスは出場停止処分に対し、不服申し立てを行った。

 ナショナルズとパイレーツの今4連戦は2戦目の15日(同16日)にナショナルズのポール・デヨングが6回にパイレーツのミッチ・ケラーから顔面に死球を受け鼻骨を骨折し負傷者リスト(IL)入りするなど、荒れた展開となっている。

 ロペスはメッツに所属していた昨年5月、ドジャース戦で5番手として登板も8回に大谷に14号2ランを被弾。続くフリーマンのハーフスイングの判定をめぐり三塁塁審に激高し、退場処分となった。

 これだけでとどまらず、ベンチに戻る際にグラブを一塁側スタンドに投げ入れる暴挙に出た。試合後の取材では、放送禁止用語を連発した。その後、メッツをDFA(出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置)となった。

 カブスを経て、今季からナショナルズでプレーしている。

スポーツニッポン

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