指揮官は「昆虫博士」 女子フットサル第1回W杯出場へ 須賀監督「ルリボシカミキリみたいなプレーを」
2025年4月18日(金)4時41分 スポーツニッポン
日本サッカー協会は17日、女子フットサルのアジア杯(5月6〜17日、中国)に出場する日本代表メンバー14人を発表した。上位3チームが第1回W杯(11月21日開幕、フィリピン)出場権を得る重要な大会。就任5年目の須賀雄大監督(42)は都内で取材に応じ「史上初の女子W杯の予選も兼ねており、絶対に勝ち抜かなければならない。全部勝つつもりだが、ノルマはW杯切符」と力を込めた。
日本(世界ランク10位)は1次リーグでインドネシア(同17位)、バーレーン(同32位)、タイ(同5位)と同組。ランキングでは格上のタイに4月の親善試合で6—1で大勝しており、3連覇を狙うイランが最大のライバルとなる。
須賀監督の愛称は「昆虫博士」。小学生時代に友人からの昆虫に関する質問に答えまくったことから名付けられた。イチ推し昆虫はルリボシカミキリ。「黒と青のコントラストが素晴らしい。シャープさに驚かされる。ルリボシカミキリみたいなプレーをしたい」と独特の表現で健闘を誓った。