CY賞投手との“投手戦”で防御率「0点台」…キレのあるカーブに「なんてこった」山本由伸が7回自己最多タイ10奪三振無失点

2025年4月19日(土)11時13分 ココカラネクスト

山本由伸がレンジャーズ戦で自己最多タイ10奪三振と好投(C)Getty Images

 ドジャースの山本由伸が現地時間4月18日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦に今季5度目の先発登板を果たし、7回まで102球を投げて自己最多タイとなる10奪三振無失点と好投。7回でマウンドを降り、チームは1−0とリードの中、今季3勝目の権利を得ている。

【動画】これが山本由伸のカーブ!シーガーから三振を奪うシーン

 山本は、大谷翔平の代わりに1番に入ったトミー・エドマンの先頭打者アーチで先制してもらった直後の初回、スプリット、カーブで2連続三振に切って取ると、3番のジョク・ピダーソンを左飛に打ち取り、危なげない立ち上がりを見せた。

 米カリフォルニア州地元ラジオ局『ESPNロサンゼルス』のブレイク・ハリス記者は自身のXで、通算204本塁打を誇るコリー・シーガーから三振を奪った山本のカーブに「なんてこった」と驚きの投稿をしている。

 2回はアドリス・ガルシアを空振り三振に切って取ったあと、一死からジョシュア・ヤングに二塁打を浴びたが、後続を2連続三振に仕留めて無失点で終えた。

 3回は二死から連打を浴びて二・三塁のピンチを招いたが、後続を打ち取ると、4回も二死からダスティン・ハリスに二塁打を打たれたが、ジェーコブ・バーガーを空振り三振に仕留めた。5回、6回も三者凡退に抑えた。7回は9個目の三振を奪ったあと、一死から右前打を許したが三振ゲッツーで切り抜け無得点で終えた。

 相手先発はジェーコブ・デグロムで、2018年と19年にサイ・ヤング賞に輝き、昨年右肘のトミー・ジョン手術を受けた。そんなデグロムはエドマンの一発のみに抑えて7回まで1失点と好投。息詰まる投手戦を展開。山本は試合前まで4試合で2勝1敗、防御率1.23の成績だったが、これで防御率は「0.93」となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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