光る怪腕 ”ネクストメジャー”の「0.84」 8回も155キロの快投!西武26歳右腕が熱い 「ますますバケモンすぎる」

2025年4月19日(土)11時57分 ココカラネクスト

今井は防御率0・84と圧巻のパフォーマンスが話題を呼んでいる(C)産経新聞社

 またも快投を見せた。

 西武は18日に行われたソフトバンク戦(ベルーナドーム)に2−1と勝利。先発の今井達也は8回無安打1失点の力投で今季本拠地初勝利に大きく貢献した。

【動画】8回でも155キロの快投!今井が吠えたシーン

 今井は先頭に四球を与えるもそれ以降はほぼ完ぺきな内容で5回までノーヒットピッチング。ソフトバンク打線を寄せ付けない。4回二死で迎えた相手主砲、山川穂高との勝負では渾身の156キロストレートで空振り三振を奪うなど力投が続いた。
 
 7回は四球、盗塁、内野ゴロで自責点1がつくも、8回も155キロを計測するなどパワーは衰えない。

 力感ないフォームから常時150キロ後半の直球、伝家の宝刀、スライダーでソフトバンク打線を封じ込めた。

 今や「メジャーに最も近い男」として注目度も高まっている。メジャースカウトの間でも「日本でナンバーワンの直球を投げる男」として知られる。今季はキャッチボールのような力みがないフォームも注目されており、常に高みを目指す姿勢で快進撃を続けている。

 試合は9回に同じく剛腕の平良海馬が抑え、何とも珍しい「ノーヒットワンラン」で勝利をおさめた。 

 くしくもこの日は西鉄時代を含めた「ライオンズ75周年シリーズ」の試合となった。始球式は1986年から94年まで西武の監督を務め、9年間でリーグ優勝8回、日本シリーズ3連覇を2度と黄金期を支えた名将の森祇晶氏、辻発彦氏らが登場する中、背番号48が歴史をつなぐ快投を見せた。

 お立ち台では熱い涙を見せ、「ライオンズの名に恥じない活躍をしたいと思います」と言い切った。

 今井の快投劇にはファンの間からも「これぞ、獅子の誇り」「今井、エグすぎる」「ますます、バケモンすぎる!」など今季は4試合32イニングを投げ、2勝1敗、防御率はリーグ1位の「0.84」と圧巻の成績を残している右腕への称賛の声が高まっている。

 チームは今季初の3連勝、勝率5割に到達でリーグ3位につける。昨年の歴史的な低迷からいかに巻返せるか。今後の戦いぶりも注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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