「いよいよ本領発揮」怪腕デグロムとの投げ合いで圧巻10K 山本由伸の“無双投球”に米衝撃「ついに防御率0点台を突破」

2025年4月19日(土)11時45分 ココカラネクスト

デグロムとのエース対決を制した山本。その声価はうなぎ上りだ。(C)Getty Images

 ハイレベルな投げ合いで日本人右腕が異彩を放った。

 現地時間4月18日、ドジャースの山本由伸は敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。7回(102球)を投げ、被安打5、10奪三振、無四球、無失点の快投で今季3勝目をマーク。防御率も衝撃の0.93とした。

【動画】これが山本由伸のカーブ!シーガーから三振を奪うシーン

 相手先発は、過去に2度のサイ・ヤング賞受賞歴を誇る剛腕ジェイコブ・デグロム。否が応でも「エース対決」として関心を集めた一戦で、山本はこれ以上にないピッチングを見せた。

 初回にトミー・エドマンの先頭打者本塁打で1点の援護を受けた背番号18は、序盤3回までに4奪三振を記録。得点圏にランナーを出しながらも危なげない投球でレンジャーズ打線に付け入る隙を与えない。

 5回以降は、4シームと2シームを軸に、要所でスプリットとカーブを織り交ぜて打者を翻弄。被安打1、3奪三振と圧倒して、お役御免となった。

 デグロムを打ち崩しきれなかったドジャースだが、相手エースが降板した9回に2点をもぎ取って3-0と快勝して、破竹の4連勝。その勝利に大きく貢献した山本は、まさに“エース”と言えよう。1点台を下回る防御率もさることながら、被打率.178、WHIP0.86、奪三振率11.79といったスタッツの数々は圧巻の一語である。

 時期尚早ではあるものの、早々とサイ・ヤング賞候補にも挙げられる“無双投球”を見せる山本には、現地記者たちも脱帽する。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のXで過去5登板の投球内容を列挙した上で「ドジャースのエースは球界最高の投手だ」と激賞した。

 無論、日米の野球ファンたちはNPB時代と違わぬ圧倒的な投球を見せる山本に感嘆する。「山本由伸」がトレンド入りもしたXでは「ついに防御率0点台を突破」「本気でサイ・ヤング賞を獲れると思わせてくれる」「いよいよ本領発揮」「本当に凄い仕事をしている」「彼をエースと呼ばない理由はない」といった反響が相次いだ。

 球界全体でも図抜けた投球を見せている山本。その快投に対する注目度は日増しに強まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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