衰えが明らかなダビド・アラバ、レアルから放出?決断はCWC後か
2025年4月19日(土)12時30分 FOOTBALL TRIBE

4月17日、プレミアリーグのアーセナルにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で2戦合計1-5という屈辱的な敗戦を喫したラ・リーガの強豪レアル・マドリード。CLから姿を消しチーム全体の見直しが進められている中、DFダビド・アラバの去就が注目されている。
マドリードとの契約は2026年まで残っているアラバは、前十字靭帯の損傷により1年以上にわたり試合から遠ざかっていた。CL準々決勝で復帰するもプレー内容には疑問が残り、かつての力強さや安定感を欠いていた。クラブ内ではアラバの身体的な衰えが明らかだとする見方が出ており、かねてから高額とされている給与も今後の編成において障害になると、スペインメディア『Madrid Universal』が伝えている。
クラブ側は近年の貢献を一定程度評価しているのには変わりはないようだが、守備陣の世代交代と補強方針を見据えれば、アラバの序列は流動的となる可能性が高い。現時点では放出を決定づける動きは見られていないが、今後の方針は今夏にアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ(6月14日〜7月13日)終了後に決定される予定で、それまでは保留される見通しとのことだ。
カルロ・アンチェロッティ監督の手腕を含め、選手の序列にも再評価の動きが広がっており、今2025年夏には大幅な刷新が行われる可能性が高まっているマドリード。複数の主力選手の退団が現実味を帯びる中、年齢や負傷歴、給与水準が判断材料の一部となっているようだ。