サンチョの去就には注目も…チェルシー指揮官「今は来年のことは考えていない」
2025年4月19日(土)14時52分 サッカーキング
去就に注目が集まっているサンチョ [写真]=Getty Images
現在25歳のサンチョは2021年夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。加入後2シーズンは主力として試合に出場したものの、2023−24シーズンは規律問題およびエリック・テン・ハフ前監督との関係悪化でトップチームから追放状態となり、2024年1月にドルトムントにレンタル移籍となった。
その後、昨夏にはマンチェスター・ユナイテッドに復帰し、テン・ハフ前監督と和解していたものの、最終的にはチェルシーにレンタル移籍で加入。ここまで公式戦33試合出場で3ゴール10アシストを記録している。
そんなサンチョのレンタル移籍の契約には最大2500万ポンド(約47億円)での買い取り義務オプションが付随しているものの、イギリスメディア『アスレティック』ではチェルシーが500万ポンド(約9億円)を支払うことで、この買い取り義務条項を放棄できる権利があることが伝えられており、同選手の去就には注目が集まっている。
そして、サンチョの将来について聞かれたマレスカ監督だが、「今は来年のことや、来年もここにいられる選手たちのことは考えていない。ただ、彼らから最高のパフォーマンスを引き出して、シーズンを力強く終えることだけを考えている」と明言を避けた。
また、今季姉妹クラブのストラスブールにレンタル移籍し、公式戦29試合出場で10ゴール5アシストを記録するなど、中盤の選手としては欧州5大リーグで屈指の成績を残しており、多くのクラブから関心が寄せられているブラジル代表MFアンドレイ・サントスの動向についてもマレスカ監督はシーズン終了後に考えることを強調した。
「アンドレイが好調なのは知っている。しかし、現時点では今シーズンをどう終えるかに集中している。そして、今シーズンを終えたら、来シーズンについて考え始めるつもりだ」