【巨人】中継ぎ陣が無失点リレーも延長サヨナラ負け…21年ぶりのヤクルト戦開幕6連勝逃す
2025年4月20日(日)21時54分 スポーツ報知
10回2死二、三塁、 伊藤琉偉のサヨナラ適時打を許し肩を落とす戸田懐生(カメラ・小泉 洋樹)
◆JERA セ・リーグ ヤクルト3×—2巨人=延長10回=(20日・神宮)
21年ぶりのヤクルト戦開幕6連勝を目指した巨人が延長戦の末、サヨナラ負け。連勝も2でストップした。
同点のまま突入した延長10回、3四死球で2死満塁のチャンスを作ったが、甲斐拓也捕手が二ゴロに倒れた。
その裏、9回から3年ぶりの1軍マウンドに上がった戸田懐生投手が捕まった。
先頭のサンタナの安打性の打球は右翼に入った増田大輝内野手が好捕。続く茂木に右越えの二塁打を浴びると、オスナは四球。代打・古賀の一二塁間を抜けそうな打球は吉川尚輝内野手が横っ飛びで好キャッチ。2死としたが、ここで2年目の伊藤に左越えのサヨナラ打を浴びた。
ブルペンデーとなったこの日は来日初先発となったK・ケラー投手が初回1死後、サンタナに中前打を許すと続く茂木にストレートを捉えられ、右翼席中段への先制2ランを浴びた。
巨人の反撃は2回。先頭の甲斐がヤクルト先発・ランバートから右前打。1死後、3試合連続スタメン出場となったドラ3ルーキー・荒巻悠内野手も右前打でつなぐと、笹原操希外野手も四球を選んだ。
1死満塁で早くもケラーに代打・佐々木俊輔外野手が送られたが三振。チャンスを逃したかに見えたが、泉口友汰内野手が右前適時打。甲斐を返し、1点差。続いて本塁を狙った荒巻は憤死も1点差に迫った。
5回には2死後、前夜逆転打のヒーロー・若林楽人外野手がランバートのチェンジアップを一振り。左翼スタンドに飛び込む今季1号で同点に追いついた。
2回から4回まで2番手の横川凱投手、5回、6回は3番手・西舘勇陽投手、7回は4番手・高梨雄平投手、8回は中川皓太投手と無失点リレーを披露。9回も3年ぶりの1軍マウンドとなった戸田がマウンドに上がり、三者凡退に抑えたが、10回に痛恨の一打を浴びた。