【広島】新井貴浩監督「4番に全部やられた。相手をほめるしか」佐藤輝明と勝負「今の時期から逃げていたらね」
2025年4月20日(日)18時42分 スポーツ報知
4回3失点で今季初黒星を喫した森(カメラ・石田 順平)
◆JERAセ・リーグ 阪神8—1広島(20日・甲子園)
広島は3連勝を逃した。先発の森が4回6安打3失点で今季初黒星。自身3連勝中だったが、球団では11年のバリントン以来、左腕では初となる開幕からの4戦4勝はならなかった。打線は2点を追う3回に無死一、三塁をつくったが、打順は投手の森に回って左飛。二俣が空振り三振、矢野が二ゴロに倒れて反撃の機会を逃すと、直後に佐藤輝の適時二塁打で追加点を浴びた。5回にも2番手・鈴木が佐藤輝に3ランを被弾。8回にはドラフト3位・岡本が坂本への危険球により退場となった。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。
—森の投球は
「ちょっと、いいボールと悪いボールがはっきりしていたかなとは思うけど。ずっといい投球をしているから、(過去)3試合とも。また修正して、次の登板に臨んでもらいたいです」
—勝てば4戦4勝だった
「開幕からローテーションに入って4試合連続投げることは初めてのこと。今からいろんなことを経験していく。また次の登板、しっかり修正して備えてほしいし、彼のいいところは腕の振りがいいところなんで、そこは継続してやってもらいたい」
—阪神の先発・伊原は
「投げっぷりがいい投手だなという印象でした。まあ、でもいいところまでいっているので、また次につなげていきたいと思います」
—思った以上に直球に差し込まれる
「腕の振りがいいからね。投げっぷりがいいなと感じました」
—前回の対戦はリリーフだったが、先発で変化は
「先発になっても球の力は落ちなかった、イニングを重ねても。いい投手だと思います」
—佐藤輝に3度の好機で打たれた。3度とも一塁は空いていたが、勝負した
「まあまあ、いまの時期からね逃げていたらね。きょうは相手の4番に全部やられたな。相手をほめるしかないな、という野球をされました」
—今季初スタメンの中村奨が2安打
「そうやね。奨成もヒット2本かな。いいアピールをしてくれているし、久しぶりにいった堂林(7回に代打で二塁打)も仕事をしているし、本当にいい感じで競争できていると思います」
—危険球で警告試合に
「こちちは当ててしまった方なので。変化球が抜けてしまったんだけど、申し訳ない。坂本選手、大丈夫かなって思って見ていました」
—岡本へのフォローは
「次、頑張ろうなと言った」
—負けたが、5カード連続で負け越しがない
「そうですね。いい戦い、いい試合ができているので。またあしたしっかり休んで、気を引き締めて、来週の戦いにいきたい」