【皐月賞】「前2走はなんだったんや」勝ち馬の切れ味に驚きの安藤勝己氏 ダービーで「分が悪くなった」馬も指摘
2025年4月20日(日)17時25分 スポーツ報知
安藤勝己氏
牡馬クラシック第1戦の皐月賞は3歳牡馬18頭によって争われ、3番人気のミュージアムマイル(栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディーズ)が、直線で1番人気のクロワデュノールなどを差し切って重賞初制覇で1冠目を手にした。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が20日のレース直後に自身のX(旧ツイッター)でレース分析を投稿した。
勝った3番人気のミュージアムマイルに関しては「前2走はなんだったんやというキレ味。マジックマンが隠れてたギアを上げた。簡単にズバッと差せる馬場やないし単純に強かった」と指摘、断然の1番人気に推されたクロワデュノールは「マクりに惑わされず一呼吸待って強い人気馬らしい乗り方。前走までの相手には先着しとるわけで時計も速い。ダービーで改めてやね」と反撃に期待していた。
2番人気で5着に敗れたサトノシャイニングについては「外枠から脚を使ったし、クロワデュノールをマークしてスタミナを削られた。本音はそれでも圏内を確保してほしかった。距離が延びるダービーは分が悪くなった感」と見解。「反対にマスカレードボールは収穫ありの3着。今日の結果なら別路線から大一番に爪を研いでる秘密兵器も出てきそう」と新星の登場も予想した。