G大阪FW山下諒也 鮮やかな長距離ループ弾で古巣へ恩返し「びっくりするくらい落ち着いていた」

2025年4月20日(日)19時55分 スポーツ報知

前半15分、同点のゴールを決めたG大阪・山下諒也(カメラ・中島 傑)

◆明治安田J1リーグ ▽第11節 横浜FC1—1G大阪(20日・ニッパツ)

 G大阪はアウェーで横浜FCと対戦し、1—1で引き分けた。

 GK一森純との華麗な連携プレーでFW山下諒也が電光石火の得点を見せた。1点ビハインドの前半15分、相手のクロスを一森がキャッチすると、「(一森)純くんが(球を)キャッチした瞬間に(狙おうと)思いました」と、一森のロングフィードをワンタッチし、遠目の位置からループシュートを放つ。飛び出していた相手GK市川暉記の頭を越えた球はそのままネットに吸い込まれた。鮮やかな同点ゴールを決めた27歳は「風で伸びるかなと思ったが、いいところに(球が)落ちてくれたので、あとはトラップして決めるだけでした。自分でもびっくりするくらい落ち着いていたかなと思います」と振り返った。

 横浜FCは2023年まで所属していた古巣。横浜FCが昨季J2に所属していたため、今回が移籍後初対戦となった。三ツ沢で恩返し弾を決めた山下は、試合後の取材エリアでは横浜FCの四方田修平監督やかつての同僚と談笑していた。しかし、ピッチ内では「(古巣戦を)意識しないようにしていました。逆にガンバのためだけにプレーしようと思っていた」と強調。試合後のあいさつでは横浜FCサポーターから拍手をもらい、「サッカー界のあるべき姿。色々な感情はあると思いますが、僕自身は本当に感謝しているクラブ。そこは変わらない」と話した。

スポーツ報知

「G大阪」をもっと詳しく

「G大阪」のニュース

「G大阪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ